222話「意地悪されたお返し」 ページ31
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裕太
『ん!もしかして!
ハンバーグ?』
「うん。好き?」
裕太
『好き!やった〜
手洗ってうがいしてくる。』
そして
手洗いを終えた裕太が
またキッチンにやってきた
「向こう座ってていいよ?」
そう言うと
裕太
『違う〜、
おかえりの…
途中まで聞いて思い出した
「ふふ、してなかったね。笑」
裕太
『久しぶりだしね?お家。
じゃー、ん!』
裕太の長い手が目の前に広がる
ふわっと抱きしめられると
裕太の匂いに包まれる
「んふふ〜幸せ。」
裕太
『はい。ただいまっ』
「おかえり…」
そして頬にキスを落とす
裕太
『そっち?笑』
「何か不満…?ふふ。」
裕太
『そうやって我慢させるんだ〜
ふ〜ん。』
ニヤッと笑った裕太は
私の頬を両手でむにゅっと掴む
「んー。にゅあに!ゆーたっ!」
裕太
『ふふっ。意地悪されたお返し〜笑』
顔をブンブン横に振っても
離れてくれない手
ちょっと裕太を睨んで見る
裕太
『怖い笑』
それでも睨み続けてたら
裕太
『拗ねないで、お嬢様っ』
そのまま手がスルッと離れて
でも次の瞬間
顎に裕太の手が触れる
そのまま顔の距離が縮まる
チュッて触れるだけのキスをして
ふわっと離れた
裕太
『俺のお嬢様、めっちゃ反抗期。笑』
「…違うもん///」
裕太
『じゃ、
予告通り今日はたくさん
チューしよっと。ふふっ。』
そしてまた私にキスをして
ソファーに向かって歩いていった
私もキッチンに戻って
ハンバーグを焼く
ジューっといい音がして
私もお腹が空いてきた
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作者名:裕貴乃 | 作成日時:2017年2月28日 21時