101話「いつもの景色」 ページ5
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玉森さん
『ふふっ。
それは俺の彼女になってくれるって
受け取っていい?』
優しい笑顔でそう聞かれる
「はいっ。私で良ければ…//」
そう答えるのが
精一杯だ
玉森さん
『ん。//
ありがとっ。また幸せが増えたわ…』
2人して照れてる私達
「私も…ですっ」
私、玉森さんの彼女になったんだ
もちろん
玉森さんが私の彼氏…
実感はまだないけれど
気持ちが繋がったのが
嬉しくて
自然と笑みがこぼれる
気付いたら花火は
全て打ち上げ終わっていて
5015室から見る外の世界は
いつもの景色に戻っていた
2人で話したり
ここでご飯を食べたり
衣装関係の事で集まったり
玉森さんとの思い出が詰まった
5015室
また1つここでの思い出が増えた
玉森さんを見れば
玉森さんも
笑っていて
この一瞬でさえ愛おしい
玉森さん
『花火終わったね…
もういい時間だし
そろそろ行こっか?//』
「はいっ///」
まだお互い照れが残ったまま立ち上がる
椅子を元に戻して
前を歩く玉森さんについて
扉の前まで行く
電気を消そうとする手前
玉森さんに手を引かれ
玉森さんの顔がぐっと
耳元に近づいた
心臓の音が早くなる
玉森さんに聞こえてしまうくらい
ドキドキしてる
玉森さん
『好きだよ…A。』
真剣な声でそう言って
照れ隠しに
ふふっ。と笑った玉森さんは
5015室の電気を消し
薄暗くなった部屋で
私の唇にキスを落とした
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裕貴乃(プロフ) - 桜さん» コメントありがとうございます!新年早々嬉しいコメントで頑張れます(^^)これからもよろしくお願いします! (2017年1月2日 1時) (レス) id: 74eeff08f3 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - この作品大好きです...♪*゚応援しています! (2017年1月1日 17時) (レス) id: b543f3584d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:裕貴乃 | 作成日時:2016年12月11日 21時