crush! crush! crush! 《3》

130話「すやすや」 ページ34

.

.

〜♪

アラームの音で目が覚める

隣を見れば裕太が

すやすや寝てる

私に腕枕をしたまま

可愛い寝顔でスースー寝息を立ててる



時間は

am 4:30

私はこんな時間にアラームかけない

…ってことは

裕太起きないとじゃない？

とりあえずアラームを止めて

慌てて裕太を起こす

裕太の肩を揺する

「裕太〜朝ですよ〜」

裕太
『ん〜…』

少し動いたけど

起きる気配が無い

もしかして…寝起き悪い？

でも

時間無いよ〜

「裕太！裕太！

アラーム鳴ってるよ！」

私は起き上がって

力いっぱい肩を揺らした

裕太が目を擦りだしたから

起きたのかな…？

「マネージャーさん

迎えに来るんじゃないの？

もう4:30だよ〜」

ベッドに座ったまま

裕太に話しかける

やっとのことで目を開けた裕太

裕太
『ん。おはよ…。』

まだ寝ぼけてるのか

目が遠くを見てる

「ふふっ。おはよ。笑」

ほら、起きて〜って

裕太の両手を掴んで体を起こそうと

試みたけど

裕太は大きくて

私には無理だった

「重い〜自分で起きてっ！」

裕太
『ん〜。はい。』

改めてベッドの上でご挨拶

「おはようございます。」

裕太
『おはよ…ごじゃいます。』

「ふふふ笑

寝坊助裕太だ笑」

裕太
『へ？』

「ううん。何でもない。

ほら、準備しなくていいの？」

裕太
『する〜シャワー！』

寝起きが悪いのか

寝起きが2歳児なのか…

よく分からないけど可愛いな笑

シャワーから出てきたら

朝ごはんどうするか聞くか…

と、思い

とりあえずソファーで待つことにした

ふぁ〜眠い

裕太、朝早いって言ってたけど

4:30起きだとは思わなかった〜

昨日聞いとけば良かったな、、

なんて思ってると

少し睡魔が…


.

131話「たまっち」→←129話「腕枕」

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す