128話「離れたくない〜」 ページ32
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甘い空気が流れる中
裕太
『ロック番号は…』
って裕太が教えてくれる
裕太
『カードキー指して
ロック番号押す。
そしたらエントランス入れるからっ。』
「ドアは?カードキーだけ?」
裕太
『そう!部屋はカードキーだけで
大丈夫。』
「分かった!…がんばる。」
裕太
『頑張るって笑』
「頑張るの!笑」
私の家はカードキーなんかじゃないし
なんだかんだ
開けられるか不安なんだ…笑
裕太
『はい。分かりました笑
頑張ってくださいっ!笑』
裕太も意味を察したのか
そう言ってくれた
「うん!
裕太、明日朝早いんでしょ?
お風呂いいの?」
なんだかんだ
2人で床に座ったまま
数十分経っていた
裕太
『離れたくない〜』
なんて言いながら
また私に引っ付いてた裕太だけど
少ししたら立ち上がった
裕太
『起きて待っててね?
俺の髪の毛乾かして〜ふふふっ。』
って髪の毛いじりながら
上機嫌で歩いて行く
さっきコンビニで買った
ファッション雑誌を読みながら
裕太を待つことに…
あ、これ可愛い
あるブランドの新作のワンピース
展示会いつだっけな…
スケジュールを確認する
うわ〜東京ドームでLIVEの日…
絶対欲しかったんだけど
店頭で買えるかな〜
ちょっと悔しい
とりあえずそのページに
折り目をつけた
しばらくして
裕太が戻ってきた
裕太
『ふ〜気持ちよかった〜』
「おかえりっ!
頭乾かす?」
裕太
『待って!化粧水付けるっ』
「え?笑
裕太も化粧水付けるの?」
裕太
『付けるよ〜お肌大事なの。
俺、アイドルだよ?笑』
「女の子みたい笑」
裕太
『うるさいなあ〜笑
美意識高いから笑』
ってドヤ顔してる
「千賀さんといい勝負?笑」
裕太
『いや〜がっちゃんには勝てない笑
ってか雑誌読んでたの?』
「あ、うん。これもさっき買ったの!」
裕太
『じゃあ、さっきの
なんちゃって書斎に置いといていいよ?
俺も女性ものでも雑誌なら
何でも読むし。
あそこにある雑誌
自由に読んでいいよ〜!』
「いいの?嬉しいっ
ありがと!
ってか裕太も女性雑誌読むんだ笑
やっぱり女の子気質ある?笑」
裕太
『違う〜〜!!!』
いじったらすぐ拗ねる裕太
「ごめんごめんって笑
髪の毛乾かしますよ?裕太さん?」
って少し丁寧に言うと
裕太
『ふふふ〜お願いしますっ』
ってソファに座る私の真下に
体育座りする裕太
裕太の髪をわしゃわしゃしながら
乾かしていく
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裕貴乃(プロフ) - 桜さん» コメントありがとうございます!新年早々嬉しいコメントで頑張れます(^^)これからもよろしくお願いします! (2017年1月2日 1時) (レス) id: 74eeff08f3 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - この作品大好きです...♪*゚応援しています! (2017年1月1日 17時) (レス) id: b543f3584d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:裕貴乃 | 作成日時:2016年12月11日 21時