119話「湧かない実感」 ページ23
.
裕太
『もちろんですっ//』
後部座席から見る
裕太の耳も真っ赤だった
急遽決まったお泊まりに
まだ実感が湧かない
取り急ぎコンビニによってもらって
必要最低限のものは買った
裕太
『あと何か必要なものある?』
車に戻ると
待っていた裕太に聞かれる
とても言いづらいんだけど
部屋着が無い…
普段着のまま
寝るわけにいかないし
「う〜ん…部屋着が…」
裕太
『俺の貸すよ。』
「え?」
思わず聞き返してしまう
裕太
『だから〜俺の貸すって笑』
「あ、うん。ありがと…」
そう返事をしたものの
なんだか
ドキドキする
それからしばらく車を走らせ
またコンビニに入っていく車
「まだ何か買うの?」
裕太
『違うよ笑
一緒にマンション入ってったら
色々危ないでしょ?
だからAは、
ここから来てもらおうかなって思って。
俺のマンションの位置情報送ったから
歩いてきてもらっていい?
本当は夜だし
歩かせたくないんだけど…』
そっか
ちゃんと裕太はそこまで考えてくれてる
「大丈夫だよ。裕太、ありがとう。」
裕太
『こちらこそ。
部屋番号は、25階の7号室2507ねっ』
ニコっとしながら言われる
「わかった。」
裕太
『じゃあ気を付けて来てね?
何かあったらすぐ電話ね!』
「うん。また後で!」
私は車を降りてコンビニへ向かう
10分くらいコンビニでプラプラして
何も買わずに出るのも何か申し訳なくて
2人分のプリンと
適当にファッション誌を買って
コンビニを出た
.
188人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
裕貴乃(プロフ) - 桜さん» コメントありがとうございます!新年早々嬉しいコメントで頑張れます(^^)これからもよろしくお願いします! (2017年1月2日 1時) (レス) id: 74eeff08f3 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - この作品大好きです...♪*゚応援しています! (2017年1月1日 17時) (レス) id: b543f3584d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:裕貴乃 | 作成日時:2016年12月11日 21時