118話「お嬢様と王子様」 ページ22
裕太
『泊まり込みにはならなそう?』
「今のところは大丈夫。
明日には終わりそうだしっ!」
裕太
『さすがAだわ笑』
「でしょ〜〜んふふっ。」
裕太
『上機嫌ですねお嬢様っ笑』
「王子様に褒められたからかな〜笑」
なんだこの会話って分かってても
続けたくなるのは裕太だからで
裕太だから楽しくて
裕太とふざけあえるのも幸せ
裕太
『また始まったよ
俺らのお嬢様と王子様設定。笑
これ癖だね笑』
「うん癖。笑
でもね、楽しいからいいよ?
続けよ〜笑」
裕太
『まじかよ笑
お嬢様は若いけどさ、
王子様もうアラサーだよ?笑』
「いいの!私にとっては王子様だから
いいのっ!ふふふ〜〜笑」
割とワガママな事も
気付いたら裕太に対して照れずに
少しは言えるように
なっていた
裕太もそれが楽しいみたいで
裕太
『出た〜お嬢様の時々出てくる
ワガママっ!笑
可愛いわ〜癖になるわこりゃ笑』
「ふふふっ笑」
こんな些細な車に乗ってるだけでも
楽しい
あ〜家に着かないで〜
裕太
『今さ、
帰りたくないって顔したでしょ?』
あまりに
裕太と離れたくなくて
顔に出てたの?!
私、キモイな…笑
「ごめん…笑 顔に出てました?笑」
裕太
『がっつり出てた〜笑
帰るのやめる?
俺の家に帰る?』
ミラー越しに目があう
「い、いま何て言った?!」
裕太
『いや〜だから
帰って1人になりたくないなら
俺の家に一緒に帰れば
今日ずっと一緒に居れるよ?ってこと』
優しく微笑む裕太
けど私は発言が突然すぎて
顔が七変化してるじゃないかってくらい
混乱中
裕太
『いきなりすぎたか笑』
「いや…その…」
裕太
『言葉詰まりすぎ笑
で、どうします?お嬢様…』
裕太の家…って考えるだけで
ドキドキなのに
こんな何でもない日に
泊まりに行くなんて
ただの邪魔者じゃない?
「私が居て
邪魔じゃないの?」
裕太
『邪魔?ありえない〜!
王子様はお嬢様が居たら嬉しいに
決まってるじゃん!笑』
落ち着かない私とは真逆に
お嬢様と王子様ネタを続ける余裕のある
裕太
裕太
『どうする?俺は本当に大丈夫だよ。
むしろ一緒に居たい。』
さすがに私の混乱を察したのか
優しい口調で言われる
混乱してても
一緒に居たいって気持ちは強くって
「…行ってもいいですか?///」
照れながら私はそう答えた
.
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裕貴乃(プロフ) - 桜さん» コメントありがとうございます!新年早々嬉しいコメントで頑張れます(^^)これからもよろしくお願いします! (2017年1月2日 1時) (レス) id: 74eeff08f3 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - この作品大好きです...♪*゚応援しています! (2017年1月1日 17時) (レス) id: b543f3584d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:裕貴乃 | 作成日時:2016年12月11日 21時