117話「はちみつと柚子の」 ページ21
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私は部屋の鍵を返して
今は事務所内のコンビニに居る
裕太は明日から
洋画の吹き替え版のお仕事
声優さんみたいな…
頑張れって何か渡そうと思って
コンビニ来てみたけど
何もないかな〜と諦めかける
声…使うんだよね
!
飴だ!のど飴!
目の前にあった
のど飴の袋を手に取る
はちみつと柚子の のど飴
と、書かれている
うん。裕太好きそう〜
1人で口元が緩むのを抑え
レジへその袋を持って行った
会計を終え
地下駐車場のロビーへ行くと
すでに裕太の車が止まっていた
ドアも開いていたから
急いで車に乗り込む
「ごめんね、待たせて」
裕太
『ううん。大丈夫?』
「うん!コンビニ寄ってた!」
裕太
『そっか。じゃ行くか〜〜』
車が走り出す
送ってくって言ってくれるだけで
嬉しくて
明日から仕事が立て続けで会えないと
分かってると
寂しくて
今日はできるだけ長く一緒に居たいと
思ってしまう
裕太
『明日から会えないの寂し。』
ぽつりと呟く
ふふっ。今同じこと考えてたじゃん笑
「裕太っ。今同じこと考えてた笑」
裕太
『まじかよ笑
嬉しんだけど〜〜!
でも、本当寂しいから
夜電話してもいい?』
「いいけど…そんな時間あるの?」
3日間で映画1つ分のセリフを収録する
って聞いたから
朝早くから夜遅くまでやるのかなって
心配になる
裕太
『朝は早いんだけど…俺の出来次第で
終わりは早くなる…みたいな?笑』
だから
頑張って早く終わらせて
Aと電話するの!って
ニコニコしてる
可愛いな〜笑
『分かった。ありがとね。
頑張って早く終わらせるの
大人しく待ってるね。
あ、でも私も新衣装仕上げなきゃ』
裕太
『頑張るのはお互い様だね。』
「うんっ。」
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裕貴乃(プロフ) - 桜さん» コメントありがとうございます!新年早々嬉しいコメントで頑張れます(^^)これからもよろしくお願いします! (2017年1月2日 1時) (レス) id: 74eeff08f3 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - この作品大好きです...♪*゚応援しています! (2017年1月1日 17時) (レス) id: b543f3584d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:裕貴乃 | 作成日時:2016年12月11日 21時