恋と水着と青嵐 11 ページ48
京子side
ハル「はひー！良い買い物ができました！」
バスから降りた私たちはほくほくとした顔でショッパーを持っている。
貴「ありがとう、みんな。
今日は付き合ってくれて本当に助かったよ。」
Aちゃんがお礼を言うと、私たちはにこやかに笑った。
京子「こちらこそありがとう。
買い物だけじゃなくて、美味しいケーキも食べたりできてとっても楽しかった♪」
クロ「私も…骸様が好きそうなチョコ、買えたから…」
炎真「またいつでも誘ってよ。
それじゃ、僕たちはこっちだから。」
ハル「皆さん、テスト期間が終わったらまたお会いしましょうねー！」
そう言って炎真くんとクロームちゃん、ハルちゃんたちが去っていく。
獄寺「帰りましょうか、10代目」
ツナ「うん！」
ちょっと珍しい4人のメンバーで私たちも帰路につく。
貴「夏だからかな。もうすぐ夕方なのにまだ全然明るいね」
ツナ「ホントだ。1日が長く感じるよ。」
歩いてるだけで、自然と隣同士に並ぶ2人。
まるで互いに磁石が仕込まれてるみたいに、ツナくんはAちゃんの横の定位置につく。
夏の日差しでキラキラと輝く2人の笑顔は…誰にも邪魔できないような気がした。
また、胸がチクンと痛んだ。
京子(あれ？なんでだろう？
針はもう取ったはずなのに)
思わず胸のあたりを確認して、私はまだ消えないその痛みに困惑を覚える。
ただ針が刺さっただけの鋭い一瞬の痛みとは少し違う…胸に刺さった鋭さは徐々に鈍い痛みへと変わって、胸の中で溶けていく。
痛みが切ない気持ちに変わっていく。
この気持ちは…いったいなんなんだろう。
『早く気づかないと、欲しいものは手を伸ばしても届かなくなっちゃうんだからね！』
花の言葉が頭の中で繰り返される。
気づかないとって…何に？
京子(…。)
ボーッと惚けながら歩いていたその時。
貴「京子、伏せろっ！」
京子「え…きゃっ！？」
Aちゃんが私を急に押し倒して、何かから守るように体を覆う。
次の瞬間、未来の世界で何度も見た『死ぬ気の炎』がAちゃんの背中に直撃するのが見えた。
貴「ぐっ！」
京子「！！ Aちゃ…！」
叫んでしまった私の口を軽く塞いで、Aちゃんは私を安心させるために無理やりな笑顔を浮かべた。
貴「…3秒後、起き上がって走るよ。
ついてきて」
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くれは - お返事ありがとうございます！こちらこそ、長々とすいません。実際超長編って言うのは、とても嬉しいです！なので、最初は何話ぐらいあるのか確認してしまうので。いつもワクワクしながら、読まして頂いてます！！更新宜しくお願いします！ (2018年3月29日 22時) (
レス) id: f016ba2d4c (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - くれはさん» コメントありがとうございます！長いことを褒められたのはわりと初めてな気がしますwいつもこんな超長編を読ませてしまってすまない…という気持ちで書いてたので心が軽くなりました！これからも応援よろしくお願いします！ (2018年3月29日 19時) (レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
くれは - とても面白いです！何より、作品の世界観を壊してないって言う所が、とても良いなと思います！逆ハーって自分的に当たり外れがあるので(笑)。それに、面白くてもすぐに終わるって言うのが何かなーと思うんですが、ここまで長く続いてなおかつ面白いって最高ですね！！ (2018年3月29日 17時) (レス) id: f016ba2d4c (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - ぷちみるくさん» コメントありがとうございます！ようやく続編できました！よろしくお願いします〜！ (2018年2月2日 9時) (レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
ぷちみるく(プロフ) - らっくさん不足で作品を１から見返してました！笑 更新焦らず頑張ってください！いつでもまってます！ (2018年1月24日 15時) (レス) id: b1fa13ccf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：・
| 作成日時：2017年12月24日 10時
