人でなしは海辺で笑う 6 ページ27
イェーガーの追及に、俺は語彙力のない頭でぐるぐると考えた。
ツナ「えっと、イェーガーは『新・７³のために復讐者は死ねない』って言ってたけど…違うんだ。Aは、復讐者が死んだっていいと思ってる。」
イェーガー「！」
獄寺「え！？」
ツナ「あ、や！今のは言い方が悪かった！
なんていうか…復讐者たちが『人間として死ぬ』なら、７³の存続なんか放棄してくれて構わないって、思ってるんだろうなって。」
イェーガー「…人間として死ぬ？」
ツナ「Aが新しい７³をバミューダたちに預けたのは、バミューダたちがほぼ不死身でずっとおしゃぶりを守ってくれるからじゃなくて、バミューダたちを人間の体に戻すためだったでしょ。
けど、イェーガーのさっきの話し方だとまるで手段と目的がごっちゃになってるっていうか…。
Aは 自分が７³を任せたせいで、それを存続させないといけないって…復讐者たちのこれからの人生が新・７³に縛り付けられるのは嫌だって言いたかったんじゃないかな…。」
イェーガー「…ならば我々が人間の姿を完全に取り戻し、不死に飽き、復讐者であることをやめたいと願った時…おしゃぶりを保護する者がいなくなっても花村は良いと？」
ツナ「うん。
大切な人が苦しむくらいならそんなのない方がいいって、Aは言うと思うから。
世界と天秤にかけたって…Aはきっと『良いよ』って言うと思う。」
最後の、Aが1番伝えたかったはずの場所だけはハッキリと言った。
山本と獄寺君が静かに頷き、リボーンが笑う。
そして難しい顔をしていたイェーガーも…ひたいに手を当てながらクククッと笑ってみせた。
イェーガー「やはりお前たちはおもしろい。
お前や花村のような人間がいるから今の７³も安定するのだろう。
かつて殺しあった俺を『大切な人』と迷いなくいうなど…お人好しにもほどがある」
ほ、褒められてる…のかな？
リボ「Aの言いたいことがわかったか。
バミューダもそれを伝えたいから、お前にここで休暇を過ごすように俺に仕向けさせたんだ。
『イェーガーくんは物事を現実的かつ悲観的に捉えすぎる。』って言ってたぞ。」
イェーガー「フッ、そうか…。
ただリングを渡すために来たはずが、お前の口車に乗せられて花村と過ごすことになって…ようやくバミューダの意図が見えた。」
イェーガーは口元に笑みを浮かべて、遠くでウルと逃げようとしているAに視線を送った。
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らっく(プロフ) - るのさん» お久しぶりです！まず仲良くなれるのか、自分の過去を見つめ直すってのは具体的にどう動くことなのかが気になりますよね…！まずは過去に花村ちゃんが通ってた学校についてのお話からになると思います！お楽しみに〜 (2018年3月9日 3時) (
レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - しらすさん» 問題はそこですよねw仲直りしたいのか、したとしたらどちらの世界に残るのかが今回の大きな問題となりそうです…！弟、祖父、継母、そして影の薄い父！一体どんな人たちなのかお楽しみに！ (2018年3月9日 3時) (レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - ルナさん» 何を目的に行くのか、どんな結末を迎えるのか、ツナ達はどう動くのかをぜひおたのしみに(^^) (2018年3月9日 3時) (レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
るの(プロフ) - 元の世界に帰省中って…すごい笑。花村ちゃんは家族と仲良くなれるのか心配だし、ツナとの関係も気になるし、個人的にはツナ以外の絡みも推奨だし…、うわー気になる！笑笑 (2018年3月5日 23時) (レス) id: e28b6ef9a8 (このIDを非表示/違反報告)
しらす - 花村ちゃん 帰省のレベルが高すぎる…w 帰ってきてくれるのかな…？やっぱり 少しは家族と仲直りして欲しいけどどうなんだろう 花村ちゃんは仲直りしたいと思ってるのかなー？もしかしたら花村ちゃんのおとうともいるかもなんだよねー！たのしみ！ (2018年3月5日 23時) (レス) id: 3d84dab3ef (このIDを非表示/違反報告)
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| 作成日時：2018年2月28日 13時
