昼食アバンチュール 2 ページ39
皿を受け取り、いくつか香ばしく野菜を乗せて返すと彼は口を開いた。
雲雀「A、今日の夕暮れ時にちょっと用があるんだけど。」
貴「用…ですか？」
雲雀「うん。別に僕は信じるタチじゃないけど、他の奴とやられるのも嫌だから予約しておこうと思ってね。」
予約って…？
白蘭「Aちゃん、夕方はボクのために空けておいてよ♪」
貴「お前までなんなんだよ、白蘭」
白蘭「ジンクス、知らない？
Aちゃんとそれをやりたいんだ。」
またジンクス？
それってこんなに誘われるほど認知度の高いことなのか？
話から察するに夕方に2人以上で何かをするみたいだけど…
貴「2人ともごめんなさい。
夕方はもう先約が…」
雲雀/白蘭「「相手は誰。沢田？/綱吉クン？」」
貴「えっ？ざ、XANXUSさんですが…
ツナからなんか声もかけられてませんし。」
なぜか出されたツナの名前に少し落ち込みながら答えると、2人は視線を交わした。
雲雀(前髪じゃなくてあのボス猿が…ね。
意外な伏兵だな。)
白蘭(あらら、綱吉クンじゃなくてXANXUSクンが先に動いたか。Aちゃんは性格からして先に約束した人を絶対に優先するだろうし…どうしよっかな。)
スパナ「A、ウチもAによそってほしい。それと、夕方ばかり人気ならウチはAと夜会いたい。」
貴「スパナ…え、夜？」
スパナ「ああ。Aと夜、一緒に過ごしたいんだ。」
皿を渡されながら、トングを掴む手をギュッと両手で握られ、口説かれているということをダイレクトに伝える。
けどすぐにそれを白蘭が引き剥がして、怖い笑顔で言った。
白蘭「スパナくーん、夜はダメだよ。
Aちゃんたちは女の子同士で遊ぶみたいだから。」
スパナ「少し抜けるくらい良いだろう。
無理ならみんなが寝静まった深夜にでも…」
白蘭「それはボクが予約するからダーメ♪」
雲雀「君たち、勝手にAの予定を決めないでくれる？彼女は僕と過ごすから。」
貴「いや、過ごしませんよ…夜は寝かせてくださいな。」
バチバチと火花を散らす3人を見て、ここにヴァリアーの面々(特にベルとXANXUSさん)がいなくてよかったと心底思う。
彼らはツナたちとご飯を食べたくないとかでそのまま海辺に残っているらしかった。
貴(ジンクスの内容、聞いて良い雰囲気なのかな。スパナは知らないみたいだけど…)
盛り付けた皿を返して3人を伺うと、少し離れたところから誰かがこちらに手を振った。
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らっく(プロフ) - しらすさん» お互い頑張ろうとして空回りしてますよね、ツナも花村ちゃんもwさてさてもうすぐ旅行1日目も終わりです！ (2018年2月28日 13時) (
レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
しらす - 今回の話 ツナのダメっぷりが存分に出ている…w 彼パーカーとか 萌えの究極だー！！！ツナには頑張って チャペルに行って欲しい…ついでに好きな相手がリボーンだという勘違いも正してくれると…w (2018年2月27日 23時) (レス) id: 3d84dab3ef (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - 明日か明後日11です〜今回もたくさんのコメントと評価と登録ありがとうございました！ (2018年2月26日 23時) (レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - ルナさん» 幽霊疑惑出てきましたねwもうすぐ11！更新頑張ります！ (2018年2月26日 22時) (レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - え、なになに…めっちゃ先が気になる！！らっくさんなかなか焦らしてきますねぇ……も、もしや幽霊…だったりします？ (2018年2月26日 17時) (レス) id: 9b1390adf3 (このIDを非表示/違反報告)
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| 作成日時：2018年2月16日 13時
