未分なオレと私 9 ページ28
スク「こりゃ9代目からの褒美だぁ！
休暇なんざしばらく取るつもりはなかったんだが、ボンゴレ内部のゴタゴタが終わらねえ内は大した依頼もねえ。
お前にここで剣技を鍛え込んでやるのも悪くないと思ってなぁ！」
貴「え？」
スクアーロさんの突拍子も無い発言にオレは目を白黒とさせて尋ねた。
貴「今から剣の伝授を？」
スク「ああ！この前渡したメモに書いたとおりの基礎訓練はやってるな？
お前なら48時間もぶっ通しでやってりゃ、裏社会で誇れるくらいの剣士にはすぐになれ…」
貴「ま、待ってください！今ってバカンス中なんですよ！？だからその…リフレッシュするようなことをするべきだと思うんですけど…」
慌てたオレに首を傾げ、スクアーロさんは早速義手を剣に替えてから言った。
スク「？ 剣をぶん回し続けるのが1番のストレス解消じゃねえかぁ？」
あ、ダメだこの人…本当に剣バカ…
貴(まずい…このままだと自由に海を満喫する時間すら無くなって…)
焦るオレがスクアーロさんの厚意からどう逃げようかと思考を回転させていると…黙っていた幻騎士が口を開いた。
幻「…花村に剣を教えるつもりなのか。」
スク「そうだ。こいつは剣士としてはまだまだだが、教えてやってもいいレベルには十分達していた。俺が家庭教師になってやる」
幻「…聞き捨てならんな」
スク「んだと？」
幻騎士が外していなかった腰帯から剣を1本取り出し、構える。
幻「貴様の剣はあまりに粗すぎる。
花村を成長させるためならば俺の剣のような正確無比かつ伸びやかな剣技のほうがいい。花村の家庭教師は俺がやろう。
代理戦争の時も此奴に剣技を鍛え込んだのは俺だしな。」
貴「ちょ、げ、幻ちゃーん？」
バカンス中の修行を止めてくれるのかと思いきや、的はずれな対抗心を燃やす幻騎士に思わずカクッと力が抜ける。
スク「お前みたいな剣は技巧があってこそ。
まずは粗くてもいい、基礎を叩き込むべきだぁ！」
幻「花村は基礎はもうできているはず。
さっさと技巧を教え、力技に負けぬしなやかな剣術を仕込むべきだ」
スクアーロさんと幻騎士、2人の剣士が睨み合う。
スク「…決着つけるぜ俺たちも」
幻「未来でわざと負けた時のようには行かんぞ」
当事者のオレを置いて話を進め、2人の剣士はホテルの向こうの木々の中へと消えていった…
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らっく(プロフ) - しらすさん» お互い頑張ろうとして空回りしてますよね、ツナも花村ちゃんもwさてさてもうすぐ旅行1日目も終わりです！ (2018年2月28日 13時) (
レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
しらす - 今回の話 ツナのダメっぷりが存分に出ている…w 彼パーカーとか 萌えの究極だー！！！ツナには頑張って チャペルに行って欲しい…ついでに好きな相手がリボーンだという勘違いも正してくれると…w (2018年2月27日 23時) (レス) id: 3d84dab3ef (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - 明日か明後日11です〜今回もたくさんのコメントと評価と登録ありがとうございました！ (2018年2月26日 23時) (レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - ルナさん» 幽霊疑惑出てきましたねwもうすぐ11！更新頑張ります！ (2018年2月26日 22時) (レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - え、なになに…めっちゃ先が気になる！！らっくさんなかなか焦らしてきますねぇ……も、もしや幽霊…だったりします？ (2018年2月26日 17時) (レス) id: 9b1390adf3 (このIDを非表示/違反報告)
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| 作成日時：2018年2月16日 13時
