未分なオレと私 8 ページ27
全((過保護な兄妹みたい…))
貴「な、なあ…この水着…似合ってる？」
ジルたちのストレートな意見を改めて聞くためにその場でくるっと1回転してみると、2人は珍しく柔らかく笑って言った。
幻「似合っている。」
ジル「ま、悪くないんじゃねーの？」
その回答にますます自信が出てにこーっと笑顔を浮かべる。
恥ずかしがっていたさっきの自分を脱ぎ捨てるように、自分の『女の子』としての姿に胸を張った。
ベル「悪くないどころか、超好みだぜっ♪」
貴「あ、ベル」
頭の後ろで手を組み、サンダルを履いてやってきたベルがジルの隣に並ぶ。
ベル「花村、先日の任務では世話になったな。」
貴「ああ、あの時は色々とすまなかったな。
ベルと戦うことにならなくて心底良かったと思うよ」
ジル「しししっ！そんなことになってたらベルの完敗だったろうからな。カッコ悪いところ見せなくてよかったな〜弟くん♪」
ベル「あん？なーに言っちゃんてんの、バカ兄貴。王子、今の花村の万倍は強えんだけど。」
ジル「盛りすぎだバーカ！
ウチの『王』様にお前ごときが勝てるわけねーだろ。そういうホラはせめて俺に勝ってから言えよな」
その時、ベルのひたいにビキっと青筋が立って速攻取り出されたナイフにオレは身構える。
ベル「そういやテメーには未来のリベンジが済んでなかったな、クソ兄貴っ！」
ジル「今からするか、クソ弟っ！
王子もお前には城ごと葬り去られた時の屈辱を返してやりたくてよぉ！！」
そう言ってナイフを飛ばしながら横へ移動していく2人に、オレと幻騎士はその場で取り残された。
貴「…仲良くさせたいなってひそかに思ってるんだけど」
幻「断言しておいてやろう。
全てのことを可能にする星の炎を持ってしても、それだけは無理だ。」
目を合わせて苦笑いをするオレに諭すように幻ちゃんは言った。その束の間の静かな時間に、またもや乱入者が現れる。
スク「ゔぉおおい、幻騎士と花村ぁ！」
貴「あ、スクアーロさん！」
幻「S・スクアーロ…
ひとつ聞きたかったのだが、なぜ貴様らヴァリアーがここにいる？」
オレがちょうど聞こうとしたことを代弁してくれた幻騎士。それに合わせてオレは静かにスクアーロさんを見た。
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らっく(プロフ) - しらすさん» お互い頑張ろうとして空回りしてますよね、ツナも花村ちゃんもwさてさてもうすぐ旅行1日目も終わりです！ (2018年2月28日 13時) (
レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
しらす - 今回の話 ツナのダメっぷりが存分に出ている…w 彼パーカーとか 萌えの究極だー！！！ツナには頑張って チャペルに行って欲しい…ついでに好きな相手がリボーンだという勘違いも正してくれると…w (2018年2月27日 23時) (レス) id: 3d84dab3ef (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - 明日か明後日11です〜今回もたくさんのコメントと評価と登録ありがとうございました！ (2018年2月26日 23時) (レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - ルナさん» 幽霊疑惑出てきましたねwもうすぐ11！更新頑張ります！ (2018年2月26日 22時) (レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - え、なになに…めっちゃ先が気になる！！らっくさんなかなか焦らしてきますねぇ……も、もしや幽霊…だったりします？ (2018年2月26日 17時) (レス) id: 9b1390adf3 (このIDを非表示/違反報告)
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| 作成日時：2018年2月16日 13時
