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因縁との再会。 ページ19

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Aside


体育館に向かうこと数分


人でごった返している廊下や階段を抜けると男子バレー部が使う体育館に繋がる道が目の前に広がる


翔陽程ではなくても新たな場所でサポートをするのは多少なりとも緊張する


翔陽に黙って高校バレーの試合を見に行った時……あれはちょうど伊達工との試合だっただろうか、


その時目に入ったのは監督とマネージャーの姿


コーチはいなかったのが印象深かった


たまたま目があったマネージャーの先輩はこちらがお辞儀をする前に頭を下げてくれた気がする


艶やかな黒髪と眼鏡が特徴の素敵な方だった


あの人と仲良くやっていけるかどうかを考えると私でも少し胃が痛くなってくる



A「(仲良くなれるといいなぁ)」



そのことだけに気を取られていたのだろうか


目の前の出来事に頭と身体が追いつかなかった


否、追いつけなかった



A「なっ……」


日向「なんでお前がここにいるんだ!?」


影山「!?」



そこには倒すべき宿敵の姿があった___。






***






問い質したいことは沢山あった。
でも言葉が出なかった



日向「俺たちはお前を倒すためにここに来たのに!
なんでいるんだよ!」



そうだ、まずはそれだ



A「そうよ。青城とか白鳥沢とか、色々あったでしょ」



なんでよりにもよって烏野に……とブツブツ言ってると睨まれた、気がした



影山「あの時のスゲー奴……」


A「はい?」



今なんつった?スゲー奴?


私が一体何したっての?



A「アンタが私のことをなんて思おうが勝手だけど、人に話を振られたらそれに答えるのが道理ってもんでしょ」



まあ要するに早く話を進めろってことだけど



影山「……白鳥沢には落ちた」


A「は?」



待って。コイツ落ちたって、は?受験にってこと?



A「フッ」


影山「ああ!?」


A「まーまー。怒らないでよ
少しは人間らしいところがあるんだなーと思っただけでしょ……。っふ、落ちたって…」


影山「完全に馬鹿にしてるだけだろ!」



あ、コイツ翔陽と同類の人間だ


本能で察知したと思う



A「まあ良いわ、私は外で先輩来るの待ってるから。
何か話したいことでもあるんじゃないの?お互い腹割って話したら?」



さて前言撤回、面白くなってきたわね


.

マネージャーの先輩。→←体育館へと走る。



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御子柴(みこしば)。(プロフ) - 鏡さん» コメントありがとうございます!ずっと更新停止状態だったのでがんばります…! (2020年8月25日 19時) (レス) id: 8b09ea4f12 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続きが気になります!更新頑張ってください! (2020年8月15日 20時) (レス) id: 37e8b92374 (このIDを非表示/違反報告)
新橋浅葱(プロフ) - 京陽竜さん» いえいえ、こちらこそ描かせて頂き有難うございます。楽しかったです(*^^*) (2018年4月13日 17時) (レス) id: edfaf732fa (このIDを非表示/違反報告)
京陽竜(プロフ) - 新橋浅葱さん» ありがとうございます〜! ぜひ紹介させていただきます! 本当にありがとうございました(*´▽`*) (2018年4月13日 15時) (レス) id: 0c7e83fa2a (このIDを非表示/違反報告)
新橋浅葱(プロフ) - 京陽竜さん» 喜んで貰えて良かったです。 イラストはどうぞご自由にお使いください。 (2018年4月13日 12時) (レス) id: edfaf732fa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えれくと | 作者ホームページ:http  
作成日時:2014年8月16日 0時

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