【太宰治】君の体温は【男主&死ネタ】 ページ10
私の腕の中で段々と冷たくなって行く彼…厭、彼だったものを見つめる。
彼は…先刻……私を庇って…
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太宰side
私はいつも通り彼に会いに執務室まで行く。
太宰「A!私だよ、入っても良いかい?」
A『ああ、入って良いぞ!』
太宰「ねえ、今日の任務なんだけれどね。」
そう言って私は今日の夜ある敵組織を潰す任務の内容とその手段を彼に伝える。
彼は書類に一通り目を通して、『良いと思うよ、これで恐らく任務は成功するだろうね。』
と言って私の頭を撫でてくれた。
太宰「〜♪ふふふ(笑)もっと撫でてよ。」
A『はは、お前って甘えん坊だな』
そう言い乍撫でてくれる。彼は、私が唯一甘える事が出来る人物だ。
私の一つ上の歳で幹部長を務めている彼は、上司でもあり、彼氏でもある。
彼は多忙だから、こうやって二人きりの時にしかそれらしい事ができない。
そして今回の任務は、私と中也、そしてAでやる事になっていて、その書類を持ってきたのだ。
時間迄は、まだ二時間あるから、私は彼に甘える事にした。
太宰「A〜、もっと撫でてよ」
A『仕方無いなァ…ほら。』
太宰「ん〜……ねぇ、接吻して?」
A『………ン…』
太宰「〜♪……ん…ぁ…ふぁ…//」
口を離すと双方から銀糸が垂れる。
時間が来るまで私は彼に甘えた。
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作者名:美鈴永歌/狐輪廻 x他1人 | 作成日時:2018年6月24日 1時