48 ページ48
案の定、大声で僕の名前を呼んでドアを開けた事で怒られているコネシマとシャオロンを放っといてひとらんが僕の側の机に兎の形をしたりんごを置いてくれた。
ちょうどお腹が空いていたから、ロボロに手伝ってもらって上半身を起こすと可愛くて勿体ないという気持ちが湧いて来たけど心を鬼にして食べる。
『美味しい!ありがとうひとらん、りんごもそうだし、千羽鶴?も作るの大変だったでしょ』
ht「あぁ、あれは俺だけじゃなくてアイツ等も一緒に作ったからそこまで大変じゃ無かったよ」
rbr「それよりもここに来るまでアイツ等を見とく方が疲れるわ…ゾムとかどっか行っとるし」
そんな感じで盛り上がっていると入れ替わる様に今度はショッピ君とチーノが側に来てくれた。
チーノの顔を見て、懐中時計を困っていた人にあげちゃった事を思い出して謝ろうとすると先にショッピ君が口を開いた。
shp「はぁあのクソ先輩、息の根止めて黙らしたい…」
『ちょ、それショッピ君が言うと洒落に聞こえないよ』
コネシマの方を見ながらポケットを漁っているショッピ君を見て軽くツッコミを入れると今度はチーノが、黒い小さな箱を取り出して言った。
ci「A向こうに居った時時計無くしたやろ。これ、コネシマを煽てて買って貰ったからやるわ。前と全く同じやつやからな」
コネシマを煽ててって所が引っかかるけれど箱を開けて貰い見てみると本当にあの時計が入っていた。
『え、いいの⁉チーノ、ありがとう!』
するとショッピ君が「まぁ今後街に出る時は単独行動禁止令が出されとるけどな」と僕と顔を逸らして言った。
それがどう言う意味か気になって聞こうとすると天井からゾムが現れて何故かゾムから距離がある筈の鬱先生が驚く。
zm「チィーッス!A元気?怪我が治ったら前約束してた…」
ゾムがそこまで言うとペ神とロボロに引っこ抜かれて端っこにある椅子に座らされた。
『うん、元気になったら遊ぼうね』と一応返事をすると彼は顔を輝かせたから良かったと安心しているとコネシマと彼に引っ張られる鬱先生、シャオロンが側に来た。
kn「A!五年前の俺等ってどんなんやった⁉」
『えっと、急だね…特に変わらなかったよ。強いて言えばロボロが大変そうだった』
sya「えーマジ?てかなんでロボロが大変そうやったん?」
rbr「九割方お前等のせいやからな‼」
ut「まぁお疲れさんってとこやな」
そう言うと鬱先生は煙草を没収されてペ神にどこかへ連れてかれた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 360人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
月歩 - ラーシュさん» ありがとうございます!あのシーンは特にお気に入りでしたのでそう言って貰えると作者冥利につきます! (2020年3月31日 11時) (
レス) id: 55b2340671 (このIDを非表示/違反報告)
ラーシュ - 完結おめでとうございます！夢主君がemさんやrbrに止められているのに振りきって仲間を助けにいって重症を負うところで凄いハラハラさせられてしまいました！凄く面白い作品でした！！ (2020年3月31日 11時) (レス) id: 3d2f41f960 (このIDを非表示/違反報告)
月歩 - 白狐さんさん» ありがとうございます!個人的にはもう少し書き込みたかったのですが、楽しんで貰えて嬉しいです! (2020年3月31日 8時) (レス) id: 55b2340671 (このIDを非表示/違反報告)
白狐さん(プロフ) - 完結おめでとうございます!!もう、最っ高でした。5年前にトリップするっていう発想も勿論ですが、内容がギッシリ詰まってて読み応えのある楽しい作品でした！！ (2020年3月31日 8時) (レス) id: c1b876fff4 (このIDを非表示/違反報告)
月歩 - ふゆさん» ありがとうございます!主人公のキャラはかなり手探り状態でしたけどそう言って貰えて嬉しいです! (2020年3月24日 14時) (レス) id: 55b2340671 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：月歩 | 作成日時：2020年3月12日 0時
