変わりゆく ページ17
「怖かった…。」
取り敢えずお礼だけ言って鬼血術ですみかへと戻って来た。
三日も寝ていたんだと知ると、お腹がすいてくるもので、善逸がくれた花を花を部屋に置いて来てしまった事を後悔した。
良い香りだったし、彼が善意でくれたものを起きっぱなしにしたのは失礼だったなぁ、と今更ながらに思う。
まぁくよくよしても仕方ない、喉の調子も良くなったし、今日は彼に思う存分に思いを伝えられる!
まずお礼をしよう!ありがとうって言って、何か贈り物をしよう、何が良いかな、お礼なんだから喜んでもらえる物を渡したい。
自分が貰って嬉しい物とは良く言うけども、お花や簪は彼に似合わないのは言うまでも無い。
少し町によっていこうかな。
浅草なら夜も賑わってるし。
素敵なものが見つかると良いなぁ__
と思ってたのに
「どうしたんですか無惨様。随分とはやいですね。」
「……。」
気づくとそこは無限城。
私は無惨様の膝の上に抱えられるように座っている。
無惨様は始終無言だが、ご機嫌オーラがびしびしと伝わってくる。
「どうしたんですか?」と聞くと、驚くべき言葉が返って来た。
「太陽を克服した鬼が現れた。」
「太陽を…?」
それは凄い、何千年そんな鬼は現れなかったのに…。
どんな鬼だろうか、会ってみたいなぁ。
そんな感じで、丸一日興奮気味に話す無惨様の相手をしていた。
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あなや(プロフ) - 不死川さんかっこいいですもんね!更新頑張ります! (2019年8月12日 16時) (レス) id: 565d168dc0 (このIDを非表示/違反報告)
ハロハロ〜(プロフ) - 不死川実弥大好きなのでとても嬉しいですうううう!!この小説面白いです!更新頑張ってください!初コメ失礼いたしました! (2019年8月11日 21時) (レス) id: 409bd25d53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あなや | 作成日時:2019年8月9日 13時