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「今日も駄目だった…。」

はぁ、と重いため息を吐く。
いつになったら私の告白を受け止めてくれる日が来るのだろうか…。

こんな日々がかれこれ一ヶ月も続いているのだから、彼の頑固さには頭を抱える。


一体何が行けないというんだろう。顔やスタイルは好きな様に変えれるから外見は完璧なんだけど…。
と、そこで悩むほど馬鹿じゃない。

やっぱ鬼だからかなぁ…。

自分の手には鋭い爪。
開いて、握る。
次に手を開いた時には長い爪は消えて、白く細い指と桃色の爪が現れる。

何度も、どう変わってもこの恋はかなわない。
一方通行が変わる事は無い。

それでも、それでも、相思相愛なんて高望みはしてない、ただ、思いを伝えたいだけなのに。


ベンっと琵琶の音がして景色が変わる。
驚く事は無い。
なんてことの無い。
これも週に何回かある事だ。


「A、こっちへ来い。」

「無惨様ー!んふふ、今日は早いお呼びですね。」


私は無惨様が好き“だった”。
それでも彼とあって、本当の好きを自覚した私は無惨様に命を救ってくれた感謝はあれど、恋慕といった感情は無い。

無惨様のお気に入りである私は、心を読まれる事は無い。
お願いしたからだ。
敵の幹部に恋している、だなんて知られたら首が吹っ飛ぶくらいじゃ済まないからね。

知っている→←はじめましては、



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あなや(プロフ) - 不死川さんかっこいいですもんね!更新頑張ります! (2019年8月12日 16時) (レス) id: 565d168dc0 (このIDを非表示/違反報告)
ハロハロ〜(プロフ) - 不死川実弥大好きなのでとても嬉しいですうううう!!この小説面白いです!更新頑張ってください!初コメ失礼いたしました! (2019年8月11日 21時) (レス) id: 409bd25d53 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あなや | 作成日時:2019年8月9日 13時

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