11話 ページ12
拳骨ひとつで、相手を、しかも男性二人を失神させてしまうなんて…な、なにかプロレスとかの格闘技をやってる人だ…！
私が恐れおののいていると、その女性は、こちらに気づいたように話しかけてきた。
「あら、ずっとこちらを見て…どうかされたの？」
「あ、はは…凄いですね。拳骨ひとつで相手を失神させちゃうなんて」
「あら、そんなことないわよ。こいつらが余計なことを言っていたから、お仕置きしてあげただけよ？」
一見無垢で、純粋な笑顔に見えるが、腹にはとんでもないものをかかえている。この人、絶対サイコパスだ。
いや、それよりも。
こんな会話をしている場合じゃない！
「あの…ごめんなさい。妙さん…で合ってますか？」
「ええそうよ？私になにか用？」
私は一瞬ためらったが、やはり聞いてみることにした。この人がたとえ浮気相手じゃなくても、銀時の帰りが遅いことについて何か知っていることは明白なのだ。
「あの、坂田銀時…って人、知ってますよね？」
私の断定的な言い方に、妙さんは目を一瞬光らせた。そして、フッと柔らかく微笑んだ。
「ここじゃなんだし…お店の中に来てちょうだい？」
＿＿＿＿＿
銀魂最終回でしたね。
大大大好きな漫画なのですっごく悲しいですが、私はこれからも銀魂を愛し続けます。空知先生、お疲れ様でした。
こんな大切な日に、順位をつけさせて頂くことが出来ました！ありがとうございます！
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なまたまご(プロフ) - ワンパンマン大好きさん» とっても嬉しいコメントありがとうございます！この小説を楽しんでもらえて嬉しいです！ (2019年7月19日 13時) (
レス) id: 4eb1927f69 (このIDを非表示/違反報告)
ワンパンマン大好き - 面白かった！別れようの時なかなか画面をスクロール出来なかった…(なんかドキドキしちゃう) (2019年7月19日 0時) (レス) id: bda1ec34af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なまたまご | 作成日時：2019年6月16日 15時
