サボリ。9 ページ10
沖田side
旦那が団子を頼むと、彼女が厨房へ向かう。
すると、旦那が急ににやにやし始めた。
沖「······なんですかィ」
銀「ええー?おきたくぅーん、もしかしてAちゃんのこと気になってるのぉ?」
こうなるから旦那には知られたくなかったんだ。
沖「····別に、何でもありやせんけど。サボリ場所に良いところだっただけでィ」
平然な顔で、そう言う。
だけど旦那は何か見透かしたように言った。
銀「···ふーん、まぁいいけど。それより、あの子の名前、聞かないの?」
沖「たしか、Aですよねィ。」
銀「だーめ、そういうのはちゃんと自分から聞かなきゃいけないんだよ?」
····ていうか、何で俺は旦那にご指南を受けてんだ?
なんかムカつく。しかも、俺より先に彼女の事を知ってたし。
銀「なんだ、なんだ?何か不満があるみたいじゃねェか」
沖「···別に」
沢尻エ○カかよ!と笑う旦那に怒りがわき、腹にパンチを喰らわす。
銀「ぐはぁぁぁぁ!」
痛い!痛い!と騒ぎ出す旦那に、
沖「すいませんねィ、背伸びしようとしたら少し当たっちまいました」
と笑顔で言う。
どんだけ痛い背伸び···?!と言う旦那は、急に静かになり、俺を真剣に見つめてくる。
銀「おまえ、あの子のこと好きだろ」
は?
好き?
思考が追いつかない。
銀「俺にパンチ喰らわすってことはそういうことだろ」
彼女のことが、好き?
もしかして、あのとき、笑顔を向けられた時、心臓が鳴ったのは、そのせいなのだろうか。
そう考えると、また心臓の鼓動が大きく波うつ。
ずっと黙っている俺に、旦那はこう言った。
銀「顔赤くなってんぞ。とりあえず、名前聞いてみろよ」
その後、彼女がやってきた。
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なまたまご(プロフ) - 元坂みどりさん» 教えてくれてありがとうございます! (2018年9月11日 17時) (レス) id: d8d10bb85c (このIDを非表示/違反報告)
なまたまご(プロフ) - 餅さん» 全て直させて頂きました!間違っててごめんなさい…! (2018年9月11日 17時) (レス) id: d8d10bb85c (このIDを非表示/違反報告)
餅 - 元坂みどりさん» saidでもなくsideですよ! (2018年9月11日 1時) (レス) id: 9ad2ddaa38 (このIDを非表示/違反報告)
元坂みどり(プロフ) - sadeじゃなくてsaid (2018年9月10日 18時) (レス) id: 9307f7e2d0 (このIDを非表示/違反報告)
なまたまご(プロフ) - ありがとうございます!更新ちょっとでも増やせるように頑張ります! (2018年8月9日 9時) (レス) id: ca30a67409 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なまたまご | 作成日時:2018年4月5日 8時