検索窓
今日:3 hit、昨日:11 hit、合計:65,862 hit

サボリ。9 ページ10

沖田side




旦那が団子を頼むと、彼女が厨房へ向かう。
すると、旦那が急ににやにやし始めた。



沖「······なんですかィ」


銀「ええー?おきたくぅーん、もしかしてAちゃんのこと気になってるのぉ?」




こうなるから旦那には知られたくなかったんだ。



沖「····別に、何でもありやせんけど。サボリ場所に良いところだっただけでィ」




平然な顔で、そう言う。
だけど旦那は何か見透かしたように言った。



銀「···ふーん、まぁいいけど。それより、あの子の名前、聞かないの?」


沖「たしか、Aですよねィ。」


銀「だーめ、そういうのはちゃんと自分から聞かなきゃいけないんだよ?」



····ていうか、何で俺は旦那にご指南を受けてんだ?
なんかムカつく。しかも、俺より先に彼女の事を知ってたし。



銀「なんだ、なんだ?何か不満があるみたいじゃねェか」


沖「···別に」



沢尻エ○カかよ!と笑う旦那に怒りがわき、腹にパンチを喰らわす。



銀「ぐはぁぁぁぁ!」



痛い!痛い!と騒ぎ出す旦那に、



沖「すいませんねィ、背伸びしようとしたら少し当たっちまいました」


と笑顔で言う。
どんだけ痛い背伸び···?!と言う旦那は、急に静かになり、俺を真剣に見つめてくる。




銀「おまえ、あの子のこと好きだろ」




は?

好き?



思考が追いつかない。



銀「俺にパンチ喰らわすってことはそういうことだろ」



彼女のことが、好き?




もしかして、あのとき、笑顔を向けられた時、心臓が鳴ったのは、そのせいなのだろうか。


そう考えると、また心臓の鼓動が大きく波うつ。


ずっと黙っている俺に、旦那はこう言った。




銀「顔赤くなってんぞ。とりあえず、名前聞いてみろよ」




その後、彼女がやってきた。

サボリ。10→←サボリ。8



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (60 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
143人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 , 坂田銀時
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

なまたまご(プロフ) - 元坂みどりさん» 教えてくれてありがとうございます! (2018年9月11日 17時) (レス) id: d8d10bb85c (このIDを非表示/違反報告)
なまたまご(プロフ) - 餅さん» 全て直させて頂きました!間違っててごめんなさい…! (2018年9月11日 17時) (レス) id: d8d10bb85c (このIDを非表示/違反報告)
- 元坂みどりさん» saidでもなくsideですよ! (2018年9月11日 1時) (レス) id: 9ad2ddaa38 (このIDを非表示/違反報告)
元坂みどり(プロフ) - sadeじゃなくてsaid (2018年9月10日 18時) (レス) id: 9307f7e2d0 (このIDを非表示/違反報告)
なまたまご(プロフ) - ありがとうございます!更新ちょっとでも増やせるように頑張ります! (2018年8月9日 9時) (レス) id: ca30a67409 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:なまたまご | 作成日時:2018年4月5日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。