夢のようなお話 (ページ2)

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当たりました。ページ2

A『…………。……ふあぁぁぁっ…ん～～～!』

不思議な夢から目が覚めて、大きなあくびと伸びをする。

おはようございます&はじめまして。
高瀬 Aと申します。歳は21歳で只今学生をしております。

朝からリアルな夢を見て、気分がいつも以上にフワフワしています。

でも、本当にあそこまでの夢に出てきた人物の体温を感じるのは初めてだった。
改めて、さっき夢の中でNiall に触れられた頭に手をやる。

A『いつもの少しだけリアルな夢……な筈なんだけどなぁ…』

寝てる時に1Dメンバーが部屋にいましたとか。

…いやいやいや。犯罪になっちゃうよ。
というか、あり得ないからそんなの。

A『ラッキーな夢を見たんだよ。とてつもなくラッキーな夢を。また今日も勉強とバイトを頑張れっていう、天からのプレゼントなんだよ‼』

とりあえず、自己完結をしてベッドから出る。

歯磨きをしているとパソコンにメールが届く。
宛名は1Dのファンクラブから。

A『はんへはひふひーはんは(なんてタイムリーなんだ)』

パソコンを開いてメールを見ると、少し前に応募した限定来日LIVEのチケットのメールだった。
読んでいくと『ご当選おめでとうございます』と書かれていて、思わず歯ブラシを口から落としてしまった。

A『はぁぁぁぁっ‼(ぎゃああああっ‼)ははっは‼(当たった‼)』

とりあえず口をブクブクぺっして、床を拭いてパソコンの前に座る。

いたずらメールでも迷惑メールでもなさそう。
当たると思ってなかったLIVEチケットが当たってしまった‼‼

ふと、夢の中のNiall の言葉を思い出す。

『君と僕達が会うのは、もうすぐなんだからさ』

A『…まさかっ……このLIVEが…。こんな事って……』

無いかもしれない。
あり得ないことかもしれないのに。

何故かあの夢で5人が言っていた事が、叶いそうな気がしてならなかった。