・ ページ41
ひたすら真面目にやることしか能がないから、下手くそだけど練習は人一倍頑張ったつもり。
朝練も、部活がない日の放課後も。
それでも全然うまくならなくて、チームのメンバーからのお荷物扱いも進んで、正直もう折れそうなとこまできてたと思う。
でも、頑張る方法がそれ以外にわからなくて、ただひたすらに自主練してた。
いつものように自主練をしようと、グラウンドに行ったある日。
はじめて、先客がいた。
サッカー部の人。
あちらもお一人か。ふーん。
そんな感じで、いつも通りランニングをはじめたんだけど、いつまでたってもボールは蹴らないし、傍目に見て、なんだか奇妙な一人練習をしてて、気になってしょうがなくって、勇気を出して声をかけた。
「ボール、蹴らないんですか?」
「いや、俺キーパーだから…」
近くまできて顔をよく見たらびっくりした。
こないだの文化部発表会で、バンドのギター弾いてた人……2組の上森君だ。
上森サトシくん。
111人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「関ジャニ∞」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆゆこ(プロフ) - 倉安すば亮さん» 楽しみにしている、なんてとても嬉しいお言葉ありがとうございます。私も占ツクを見てる時くらいは、こう現実とは違ってときめきを感じたいので、少しでもお届けできればいいなと思っています。ありがとうございます! (2018年5月7日 22時) (レス) id: e0cd7b5092 (このIDを非表示/違反報告)
倉安すば亮(プロフ) - 毎回の更新楽しみにしてます♪占ツクの中だけでもキュンキュンしたいです♪ (2018年4月27日 14時) (レス) id: 45581dd29b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆゆこ | 作成日時:2018年3月26日 16時