俺の国に来た観光客【d！】 (ページ3)

今日:20 hit、昨日:37 hit、合計:520,379 hit

驚きすぎて声が出ないって時あるよねページ3

??「おーい、起きろぉー」

誰かにぺちぺちと頬を叩かれる。
うるせぇ痛いとか思いながら薄らと目を開ければ、そこにはロリが居た。
もう一度言おう

ロリが居た

『え、めっちゃ可愛い……』

??「え、急に何？ありがとう(?)てか私神様言葉わきまえような」

え、神ってこんな可愛くていいの？なんかもっとこう…ほら、威厳あるジジイで良くね？←
1人で勝手に実況していると、神は勝手に喋り出す。

神「おめでとう。今から君転生出来るよ、チート付きで。
てかこの言葉テンプレ過ぎてもう飽きたわ。」

『………え、大丈夫です。』

神「は？」

神は俺の回答に拍子抜けた顔をする。

神「なんでぇ！？これまでそう言われた人は大喜びで行ったよ！？」

『俺もうすぐ三十路だし、いいかなって。俺も若い頃なら勢いで行ってたけどな』

そう言うと神は少し俯いて考える様に顎に手を当てた。

『てか俺まだ我々だしょーてんしか見てない。はよ起きたい、仕事ある。』

神「んー……ゴメンだけど、君はもう転生すること決まっちゃったんだよねぇ。
生きる意味を失った人間には最近流行りの異世界転生させて生きる意味を見出させるって言うのが私の使命だからね。上から怒られたくない←」

『神って勝手なんだな、ロリに向かって言うのもなんだが』

神「まぁ神は人間より色々とタチ悪いからねぇ」

どうやら神は俺を地球には返してくれ無さそうだ。もっとも、彼処に戻ったとて人形の様に働くしか道は無いのだが。

─────はぁ、仕方ない、成り行きか。

『分かったよ。でも行く世界位は俺に決めさせてくれ。』

神「あぁ、さっき言ってた【我々だ】の世界？」

『うん、軍パロがいいかな。……でも生きづらいのはヤダなぁ、かと言って人生イージーモードもやだしあとチートの特典で…』

せっかく転生するから色々と都合のいい感じに条件を言っていく。

神「え？待って待って待って待っt『あとなるべく早めにメンバーを目にして見たいよね、目の保養になるわ』

━━━━━━━数分後━━━━━━━━

『じゃあ、こんな感じで転生よろしくお願い致します』

神「………ぜぇ…はぁ……はよ…行けもう」

色々詰め込んで貰ったから疲れてる。
反省も後悔もしてないね！←

神が指パッチンすると、俺の立っていた床が開いた。

『ヴわｯｯ!!』

なんて情けない声を上げながら、俺は落ちていった。