俺の国に来た観光客【d！】 (ページ19)

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僕ちゃん怒るとキャラ崩壊しちゃうの^^← ページ19

A side

『んで……君達の目的は何なのかな？』

｢なんでお前みたいなクソガキに教えなくちゃならねぇんだよ！｣

あらしんらちゅ←
あっドルチェまだこいつらに手を出してはいけない体ぷるぷる震わせないで怖い←

『まぁ君達の事だから目的は戦争とかそこら辺かな？』

「当たり前だ！俺達は今からこの国に平和をもたらそうとしてるんだ！だから早く拘束をとけ！」

平和、ねぇ……？

『言いたい事はそれだけかな？』

俺は右足で1人の男の顔を蹴る
痛そうに体をじたばたさせてるけど大丈夫だ、問題ない←

俺は蹴りながら、他の4人に問いかける

『ねぇ、君達は人を殺したことがある？

ねぇ、君達は年齢が1桁の時から戦場に出向いている？

ねぇ、君達は家族になぶり殺されそうになった事がある？

ねぇ、君達は目の前で人が肉片になった所を見た事がある？

ねぇ、君達は喉が乾きに乾いて泥水を啜った事がある？

ねぇ、君達は飢えに苦しんで苦しんでそこらに生えてる苔を齧った事がある？』

気付けば5人は静まり返って俺を化け物を見るような目で見てきていた
それでも構わず俺はうさぎの被り物を脱ぎながらまた問い掛けた

『ねぇ、君達は大学で【戦争】を習わなかったの？』

うさぎの被り物が完全に脱げた時、俺の紅い眼が鈍く光った

「ヒ、ヒィッ……」

パシュッ
とサイレント銃の音がして
目の前に居た男の頭に華が咲いた

パシュッパシュッパシュッ
また華が咲いて、咲いて、咲いて
最後に残ったのは右端に居た女
情けない事にガタガタと震えていた、あらら可哀想に。まぁそんな事思ってないけど
頭にサイレント銃の銃口を押し付けて

『最後に言い残すことある？』

「だ、だ、だすけでぐだざいぃ……し、しにだぐないのぉｯｯ！」

『はぁ………そんな生半可な覚悟でテロなんて起こそうと思わなければ良かったのに

……残念だなぁ』

パシュッ

あ、ちょっと返り血が付いちゃった、まぁいいか

ドル「………A様」

『ん？あぁごめんね、さ！行こっかぁ。
まだ書類が残ってる』

ドル「はい、お供致します」

さて……しょっぴ君はどうなってるかな？

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ショッピ side

shp「失礼します」

そう国賓室の扉を叩いて中に入ると、金髪の彼と、トルコ帽の彼と、ばってんマスクの彼が中にいた

久しぶりに見る姿に涙が出そうになる

gr「……久しぶりだな、ショッピ君」

shp「お久しぶりです、グルッペンさん」