俺の国に来た観光客【d！】 (ページ14)

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ショッピ side

俺がA様の処刑タイムを見てから、A様は俺にずっと話しかけて来るようになった。

………やっぱ目ぇ付けられとるなぁ………
あん時後を付けんとけば良かった……？

……ちょっとコネシマさんに相談してみるか……

kn《いや知らんわ》

コネシマさんに相談してみたはいいもののコネシマさんにこう返されましたわ、は？←

shp「は？」

kn《何とかそいつの信用を奪えばええ話やん、少なくとも俺はそうするで》

shp「…………」

kn《あっ、てかそろそろ俺予約しとったFZの時間やわ！！ほんじゃ！》ﾌﾞﾂｯ

……この F Z 狂いの効率厨め！！←
守銭奴コネシマがぁ！！！←

shp「もっといい方法教えろやクソ先輩が……」

でもあのコネシマは信用を奪え言うとったな……

アッハイしかあの後言わなかったが、ちょっと話しかけてみるか……

部屋を出てA様の所に向かうため廊下を歩いていると、廊下に大きな白い塊があった。

白い塊………？
白い塊と言うよりは、白い毛布を掛けられたうさぎの頭に小さい体…………

A様やん！！！？？
何で倒れてんの！？

俺は思わずA様を引き寄せて声をかける

shp「なｯ、A様！？大丈夫ですか！？」

『…………………Zzz………』

……………あれ？

寝てる

ドル「あ、木吉様。お疲れ様でございます。」

shp「えっ、A様が倒れてるんですけど……」

ドル「あぁ、Aは寝ておられるだけです、ご安心下さい」

shp「いや寝てるのは分かります」

ドル「A様の脳みそがキャパオーバーしてしまったのでしょう。何せ今日は11徹目でしたし。
先程此処で寝ておられたのを発見して毛布をかけてあげたんです。そろそろお起きになられる頃でしょうから」

その言葉を合図にA様が唸り声をあげた

『ふっあぁ………ねっむ…まだねっむ……動きたくねぇ………』

と、何処ぞの大先生が零していたようなことを呟き、ゆっくりとうさぎの頭が動いて俺と目が合った(多分)

あれ………？
固まった…………？

shp「あ、あの………A様……？」

『………あのすんません、起こしてくれます？』

shp「えーと、はい……」

『痛っててててぇ……あのクソアマァ、受けるはずだった回数よりも数倍の数叩きやがって』

ドル「お口が悪いですよA様。さ、包帯を変える時間ですよ。
あ、そうだ木吉様。手伝って下さいますか？」

shp「アッハイ分かりました」←