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………一体、どのくらい眠っていたんだろうか。
目を覚ますと、知らない場所にいた。
衣服は脱がされ、下着だけを身に纏った状態で、
私の両手は鎖で吊られて、両足は１つに纏められていた。
「起きたかよ、お嬢さん」
「……貴方は、先の…」
どうやら私は先程の男に連れられたらしい。
最悪………在れだけ注意しろと念を押されたのに。
「お前は復讐の道具だかんな、まだ殺しはしねェよ」
「……復讐？」
「あの幹部様だよ、俺の仲間を皆殺しにしやがった」
「……幹部……太宰さんの事？」
「ああ。…お前は彼奴の連れだろ？…彼奴の目の前で、お前を、大事なもんを滅茶苦茶にしてやんだよ！」
そう言いながら近づいてきた男は、
パチンっと、鞭で私を叩いた。
「……いっ…たい…」
「テメェの異能は触れることで発動すんだろ？繋がれて近づけねェんなら、異能力も使えねェな。」
何処から情報を得たのか知らないけど、
完全に私には不利な状況なのは確実だった。
「…にしてもお前、イイ体してんなァ。おまけに特別顔もいいときた。」
男は私の前にしゃがみ込むと、
鞭の先で私の顔からお腹に掛けてを行ったり来たりさせる
……………気持ち悪い。
「…！そうだそうだ、忘れてたわ」
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そう言いながら取り出したのは私の携帯電話で、
カシャっと言うシャッター音で、写真を撮られたことが直ぐに分かった。
「何する気！？」
「此れを幹部様に送るに決まってんだろ。安心しろよ、いい顔して写ってっから…………送信っと」
そう言うと、私の携帯電話を放り投げ、
再び私の前にしゃがみ込んだ。
「じゃあ、俺の我慢も限界なんでな、一寸だけ楽しませてもらおうか？」
男は立ち上がると同時に腰ベルトを緩ませ、
ズボンを一気に地面に落とした。
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作者名：ぬん | 作成日時：2023年10月1日 0時
