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玉森さんが電話を切って
行くよ、って歩き出す。
お店の近くまで来たとき
玉「お前、今日食べる時
髪の毛まとめたりすんなよ」
「.......へ?」
玉「いいから、わかった?」
「は、はぁ....」
よくわかんないけど、
有無を言わせない感じだから
とりあえず返事しとく。
.
二「今年もよろしくーっ!」
千「もう5年も経つんだね〜」
最初は"遅い〜"なんて
文句を言われたけど、
お酒も入って楽しい会に。
私はノンアルですが(笑)
北「今年の目標、
一人一人言っていこうぜ」
熱くなった北山さんが
皆にそう話して、
グダグダしつつも
ちゃんとやる流れに。
北「俺は───
バラエティーの司会!をやる」
千「ん〜〜、個人でも
もっと仕事をもらう」
宮「キスブサで一位をとる!」
横「料理の腕磨いて、
それ関係の仕事をもりゃ、...もらう」
藤「個人でもグループとしても
もっと色んな人に知ってもらう」
玉「...もっと、成長する」
二「バラエティーにもっと出る!
あとは〜ファンと触れ合う!」
それぞれ言っていく目標に
個人の力を伸ばしたい、って
そんな思いが感じられる。
でも、全員がグループを
一番に思ってることはすごく伝わるの。
.
北「......Aちゃんは?」
「え?」
北「ふふ。目標、言ってよ」
私も?
8月でいなくなるのに...
二「Aちゃんも
キスマイの一員だからね〜
ほら、目標言って言って!」
キスマイの、一員...?
皆がニカさんの言葉に
頷いてくれて、
ちょっとだけ泣きそうになった。
私の.......目標、
.
「...笑顔で、皆を支えて...守る。」
最後まで、ちゃんと────
二「守る!いいね〜かっけー!」
「ふふ、なんか照れますね(笑)」
宮「いやぁ、"守る"はヤバい
惚れ直しますわ〜」
北「宮田キモっ、(笑)
でも確かにかっこいいわ」
皆が笑ってくれて。
改めて、この笑顔を守りたいって
だって
皆が大好きだから。
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作者名:そら | 作成日時:2015年12月29日 18時