Love letter. (ページ35)

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家の前まで送ってもらうと

ちょっと危ないよね、って思って

歩いて5分くらいのコンビニで

降ろしてほしいってお願いしてるんだけど

裕太くんが危ないからダメだ、って。

「でも、うちシェアしてるの有名だし

周りの人に知られてるから絶対ダメです」

玉「わかるけど、ここの道暗いし

5分とは言っても危ないよ」

「割といつも一人で歩いてますよ？」

玉「..........」

なかなか裕太くんが納得してくれない

けど、こればっかりはなぁ。

.

「.........あ、」

ちょうど、直からの着信

出ていいですか、って断って応答する。

直『A？今どこ？』

「あ、えっとねもうすぐ家に着くよ」

直『今日龍たち2人ともご飯いらない

って言うんだけど、A食べてきた？』

「んーん、まだ～」

直『したらどっかコンビニ入って待ってて

そのまま迎え行くからさ、飯食いに行こ。』

「あ、..........うん！そうする！」

そっか、

直に来てもらえるなら大丈夫だよね。

電話切って、裕太くんにその事伝えたら

玉「.......そっか、

じゃぁそこのコンビニで平気？」

「うん。ごめんね、色々....ありがとう」

玉「んーん、直くんすぐ来る？」

「多分5分もしないで来るよ」

じゃぁ乗ったまま待ってる？って

そう言われたから

少しでも一緒にいれるの嬉しくて

お言葉に甘えちゃった。

.

「.........あ、裕太くん」

玉「ん？」

「その直とか、

メンバーに付き合ってることって.....」

玉「うん。.......言ってもいい？」

「........え？いいの？」

玉「Aが嫌じゃなければだけど、」

「メンバーには言いたいな、大事なことだし

........龍には笑われそうだけど(笑)」

そう言ったら裕太くんが、

すごくホッとしたような顔になったの。