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「......なんで、」
テレビのリモコンを
手にとった裕太が"ん?"って
玉「どした、.....え?A、」
「う、ふぇ.....っ、」
玉「え、え?なになに??
どうしたの、A?」
バカみたいに
急に泣き出した私に
裕太は戸惑ってて
でも優しくぎゅぅってしてくれた。
裕太の匂いに包まれて
少しだけ、安心して。
玉「....なんかあった?」
「ん、.....裕太が、」
玉「ん。俺?....なんかした?」
「ううん。なにもしない...から、」
玉「へ?何もしてないのに
泣いてんの?(笑)
え、待ってどういうこと?」
「...」
裕太がどういうこと、って
本気でわかんないって顔してる。
裕太の......バカ。
「......何もしないの?」
玉「ん?だから、それどういう───」
「前は、卒業したら
すぐって言ってたのに
泊まっても寝ちゃうし
なんで何もしないの?」
玉「.......、」
言いながら、
だんだん恥ずかしくなってきた。
裕太、何も言わないし
普通女の子から
こんなこと言わないよね、って
もしかして引いた?
急にどうしようもない
気持ちになって
"やっぱいい"、って
離れようとしたら
すごく強引に、キスされて。
「んんっ、.....ん、ぁ...っ、」
玉「いいの?」
「はぁっ、はぁっ」
玉「......一回シたら、
マジで止まんないよ?」
裕太の目が、オトコの人。
ドキドキと胸が高鳴る
.
「.......して、」
言葉にすれば、
裕太が私に覆い被さって
"我慢してたから、頑張ってね"
って、悪戯に笑った。
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作者名:そら | 作成日時:2015年11月26日 0時