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みっくんの
まっすぐな言葉に
私は何も答えられなくて。
.
続いた沈黙を破ったのは
明るい真子の声だった。
真「...そろそろ時間だし、
はい!これ私からプレゼント!」
「...え、あ、ありがとう」
真子のお陰で
また雰囲気が変わって
和やかなムードに。
.
「今日はありがとっ、
また年明けねー!」
毎年、初詣に行ってるから
その約束をして解散。
藤「送るよ、」
「ん、ありがとー」
太輔が送ってくれて
でも近いから
ゆっくり歩くことにした。
「そういえば、太輔から
誕プレもらってないなー(笑)」
藤「え?そうだっけ?(笑)」
「ふふ、何かな〜
プロのスポーツ選手だもんね〜
たっカーいバックとか?(笑)」
ふざけたら、ばーかって
頭くしゃくしゃにされた。
そんな風に
穏やかに笑ってたのに
藤「..........A、」
太輔の声が、真剣な声色で
笑ってなんかいられない。
.
藤「.......俺からの
誕生日プレゼント、」
「....さっきのは、冗談だよ?(笑)」
お願い...........やめて
やめて、太輔。
.
藤「Aが素直になれるように、
.........聞いてほしい話がある。」
もう今更、何も変わらないのに
そして変わってしまったのに
でも、太輔の目を
逸らすことが出来なかった。
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作者名:そら | 作成日時:2015年11月26日 0時