検索窓
今日:21 hit、昨日:2 hit、合計:258,847 hit

*105 ページ15

みっくんの


まっすぐな言葉に









私は何も答えられなくて。









.









続いた沈黙を破ったのは




明るい真子の声だった。









真「...そろそろ時間だし、


はい!これ私からプレゼント!」




「...え、あ、ありがとう」









真子のお陰で


また雰囲気が変わって




和やかなムードに。









.









「今日はありがとっ、

また年明けねー!」









毎年、初詣に行ってるから


その約束をして解散。









藤「送るよ、」


「ん、ありがとー」









太輔が送ってくれて


でも近いから

ゆっくり歩くことにした。









「そういえば、太輔から

誕プレもらってないなー(笑)」


藤「え?そうだっけ?(笑)」




「ふふ、何かな〜

プロのスポーツ選手だもんね〜


たっカーいバックとか?(笑)」









ふざけたら、ばーかって


頭くしゃくしゃにされた。






そんな風に


穏やかに笑ってたのに









藤「..........A、」









太輔の声が、真剣な声色で




笑ってなんかいられない。









.









藤「.......俺からの


誕生日プレゼント、」




「....さっきのは、冗談だよ?(笑)」









お願い...........やめて









やめて、太輔。









.









藤「Aが素直になれるように、


.........聞いてほしい話がある。」









もう今更、何も変わらないのに


そして変わってしまったのに






でも、太輔の目を




逸らすことが出来なかった。

*106→←*104



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (517 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1830人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:そら | 作成日時:2015年11月26日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。