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私の誕生日の5日前




いつもの面子、


今回は美紀ちゃんも

みっくんも来られて


横尾くんのお店でお祝いしてくれた。









「「「はっぴーばーすで〜ぃっ!」」」









5人の声が揃って


クラッカーが音をたてる。









ありがとう、ってお礼伝えて


皆で乾杯して




美紀ちゃんも


20歳越えてるから




お洒落にシャンパンで乾杯。









「わぁっ、美味しそ〜」


横「ふふ、これ俺作ったやつね」




「すごいすごい、流石真子の彼氏(笑)」


真「いやいや、

私そんなに食いしん坊じゃ

ありませんけど(笑)」









色んなお料理を食べて


最後に出てきたのは


大きなチョコレートケーキ。






見た目も綺麗で、


味もすごく美味しくて.....









.









太輔と、目があった。









「.....」


藤「.....」









なんだか、全部


見透かされてるみたいで









心臓が、ちょっと苦しい。









.









真「当日は彼氏に

お祝いしてもらうの?」


「.......え?!、あ......多分?」




真「何ボーッとして(笑)酔った?

しかも多分とか〜

イチャイチャするんでしょ?」


「イチャイチャって.....(笑)」




北「え?A

別れたんじゃなかったっけ、」




真「2ヶ月前に

新しく出来たんだよ、ねー?」









目、まんまるにして


みっくんびっくりしてる。







と、思ったらため息ついて


なんか怖い顔になって。









.









北「.......A、

いつまでそうやってんの」


「.....みっくん?何急に、(笑)」




北「いつまでそうやって

へらへらフラフラしてんだ


って、言ってんだよっ」









みっくんの怒ったような声で


一気に雰囲気が変わった。






シン、とした空気に


美紀ちゃんが

みっくんに落ち着いて


って宥めてる。









.









北「........落ち着いてるよ、


俺はただ─────」









"昔のまっすぐで


素直なAが好きなだけ"









そう言って、泣きそうな顔してた。

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作者名:そら | 作成日時:2015年11月26日 0時

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