沈黙のカルメン【KINGOFPRISM】

5.馴染めたカルメン ページ5

タイガside



「シンくん、ジャンプちょっと回転不足かなぁ。」

「ユキさん、水どうぞ。」

「カケルさん、仕事帰りだけど大丈夫ですか？」

「ミナトさん、タオルです。」

「レオくん調子いいよ！」

「ユウく、ゼウスくん、この曲すごい良い！」


今日は、指導員の憂ヰからレッスンを受けてる。ちなみにオバレは仕事でいない。
レオの発言あってか、メンバーとよく喋るようになった。

で、俺は足を故障中。さっき机に足ぶつけて内出血。で、誰にも言ってない


「タイガくん、動き鈍いけど………足大丈夫？湿布貼るから！」


バレた。何でわかるんだ？？


「オメェ、なんで……。」

そうすると、照れくさそうに口を開いた。


「タイガくんには色々助けてもらったから、恩返し？みたいな………？」

「と、とにかく、無理は禁物ですから、湿布貼って休んでください！」

肩をすくめる。チラッと斜め斜め上を向くと見慣れたオレンジ色の髪があった。

「カズオ………。なんだよ。」

「いや〜仲いーとこ悪いんだけどさ〜〜、Aっちに俺っちの会社十王院財閥のプリズムショーイベントに出てもらいたいな〜って。」


「プリズムショー……？」

正直、カズオと珍しく意見が合うような気がした。また、あの熱いショーが見たい。


「見たい……。」


俺は気づいたら、その言葉を口に出していたようだ。憂ヰは驚いてるし、カズオはニヤニヤしていてムカつく。


「あれれ〜？タイガきゅんAっちのショーに興味アリ〜〜？」

「興味とかじゃなくこいつのショーは……」
ムグッ

憂ヰに口を抑えられた。そうだった。これは言っちゃっだめだった。
「？？？」
カズオは不思議そうな顔をしている。

「出、ます…。出たいです！」


クスッと笑ったカズオは
「じゃ、詳細はまたのちのち、ね？」


「はい…！」




カルメンはまた虜にしていくのだろうか…？



❦❥❧❦…❥.……❧❦❥❧❦❥❧………
✢トークwithティータイム✢
作者です！

来春、キンプリ映画化＆アニメ化しますね！

作者、家が遠いので……。レンタル待つ感じです


楽しみですーー(●´ω｀●)

感想、コメント待ってます！

あとですね！評価、お気に入りよろしくです！(^o^)

…閉幕

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