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「ねえねえ、あの人どうだった？！」
「どう…とは。」
仕事も終わり間際に夏菜がハイテンションで話しかけてきた
…夏菜にはなんと言うべきだろうか
「えっと…」
いい人そうだったよ、とかとりあえず適当に言おうとした時
「佐藤、さん」
話しかけてきたのは彼だった
…何故このタイミングで話しかけてくる？！
夏菜はキラキラした目で私と彼を交互に見た
…にやにや笑ってるの見えてるからね？隠しきれてないからね？
「今日、仕事終わったらご飯でも行かへん？あっ…じゃなくて、行きませんか？」
さっきまでにやにやしていた夏菜が、今度は驚いた目でこちらを見てくる
…やめてその目、絶対面白がってるじゃん
「久しぶりに会ったんやし、もうちょっと話したいなー…なんて。」
あ、もしかして予定とかある？と聞かれて、私が言葉を発するより先に
「大丈夫です！この子、毎日暇してるんで！」
「ちょ、夏菜…！？」
と、何故か私の代わりに夏菜が即答した
夏菜は良いことをしたでしょ？と言わんばかりの顔でこちらを見てきたが、むしろできる事ならその口を塞がせていただきたい
「そうなん…？じゃあ今日大丈夫？」
行きたくないのに
関わりたくないのに
そう聞かれたらはっきり拒否することなんて出来ない
「だい、じょうぶ…」
ついそう言ってしまって、この押しに弱い自分の性格を少しだけ恨んだ
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愛菜(プロフ) - 咲彩さん» ありがとうございます！とても面白いので更新頑張ってください！応援してます！！ (2021年8月17日 21時) (
レス) id: eaa6d7c725 (このIDを非表示/違反報告)
咲彩(プロフ) - 愛菜さん» 教えていただきありがとうございます…！登場人物設定のところに追加しましたので、設定をお願いします…！ (2021年8月17日 20時) (レス) id: 56598a6d46 (このIDを非表示/違反報告)
愛菜(プロフ) - 名字の設定もできるようにしていただきたいです。（名字）って表示されてしまいます、、。 (2021年8月17日 20時) (レス) id: eaa6d7c725 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲彩 | 作成日時：2021年8月16日 21時
