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ジェットコースターに乗るために並んで待ってる時も、紗奈は3人組とずっと話してて、今日が初めましてのはずなのに盛り上がっていてすごいなあ…って感心した
…そのコミュ力がとても羨ましい
対する私たちは
「…」 「…」
お互い無言で、何を話せばいいのか全くわからなくて困っていた
でもずっと無言でいるわけにもいかないし、この機会になんか話さなきゃ…！
そう思って木全くんの方をちらっと見たけど
やっぱりなんか浮かない顔をしていて
「木全くん、遊園地嫌だった…？」
「え、なんで？」
「なんか元気ないような気がして…もしかして遊園地行きたくないのに付き合わせちゃったかな、って。」
「ううん！全然！そんなことないよ！」
「そっか…」
そんなことない、と本人に言われたらそれを信じるしかなくて、結局またお互い無言になって振り出しに戻ってしまった
「A！次だね！」
「う、うん！」
紗奈がこちらを向いてそう言ってくれたおかげで多少の気まずさは無くなったものの、何か話題を探さなきゃ…
え？というかもう次？
うわ…このジェットコースター結構やばそう…
ジェットコースターは乗れないことはないけど、大得意ではないのでちょっとだけ怖気付いてしまった
「…怖い？」
木全くんが私の顔をそっと覗き込むように聞いてきた
「うーん…ちょっとだけ…」
木全くんの顔が思ったより近いことに驚いたけど、私は素直にそう言った
「俺もちょっとだけ怖いから一緒だね。」
そう言って笑う木全くんを見てドキッとした
…不意打ちはずるい
そこからジェットコースターに乗って終わるまではあっという間だった
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咲彩(プロフ) - ○○さん» お褒めの言葉ありがとうございます！めちゃめちゃに嬉しいです…！ゆっくりにはなると思いますが頑張りますので今後もぜひ見てください…！コメントありがとうございました！ (2021年8月25日 16時) (
レス) id: 56598a6d46 (このIDを非表示/違反報告)
○○(プロフ) - Iberis大好きで何回も読ませてもらってて、いつか木全くんでお話書いてくれないかなあって思っていたので嬉しすぎます！！！咲彩さんの書く作品が大好きです！！これからも楽しみにしてます！ (2021年8月25日 14時) (レス) id: 9e1f16d5e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲彩 | 作成日時：2021年8月12日 23時
