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木兎「ななみんまたな！」
「うん、じゃあね木兎」
赤葦「毎回自主練付き合ってもらって助かりました。ありがとうございました」
「いいよいいよ、楽しかったから。じゃあね赤葦」
いよいよお別れの時間。
バスで帰る私たち烏野のために、各校みんなお見送りをしにきてくれた。
山本「Aさん！！またいつかお会いできる日を楽しみにしています！！」
「うん、虎くんありがとね」
白福「Aちゃん潔子ちゃんやっちゃん、ばいばーい」
雀田「寂しすぎ！いつか遊ぼ！？」
「じゃあね、うん遊ぼ。LINEして」
いろんなところでお互いに別れを惜しむ選手やマネージャーたち。
うちの選手にも刺激にはなったろうし、マネージャーとしても同じくらい刺激をもらった。あと単純に友達できて嬉しい。
いい合宿だったな、なんて思いを馳せながらバスに乗り込もうとする直前、ふと後ろを振り向き赤いジャージのトサカ頭を探す。
するとすぐに見つけられたものの大地となにか談笑しているようだったので、まあいっか、と心の中で呟きバスに乗り込んだ。
数十分前、
『…ごめん、そろそろ戻りたい』
『あらら。そっか、こっちこそ悪いな』
『うん』
待とうとは思ったもののなかなか離れなかった黒尾につい自分から言ってしまった。
離れたあと、なんだか気まずい雰囲気にどうしようかと困惑していると、黒尾が先に口を開く。
『Aちゃんいい匂いすんな、シャンプー高いやつだろ。あのキラキラしたパッケージの』
『おーい、急な変態発言』
『胸もCくらいある？』
『え！？なんでわかったの！？触った！？』
『合ってんのかよ。触ってませんー、適当ですぅ』
雰囲気をぶち壊すようなことを言い出す黒尾につい呆れ笑いを浮かべる。そして「そろそろみんなのとこ戻るか」と言うので頷き、会話も無しに戻ってきた。
(…シャンプーなんて、合宿中なんだからみんな一緒でしょ)
わざと和ませるために言ったんだろうな。
バスに乗り込み安定の影山くんの隣に座りながら、ふと笑いそうになる私。
そしてバスが出発ししばらくすると、スマホの画面がぱっと光る。
黒尾鉄朗Bかと思ってた
「…おい」
ただそれだけのメッセージに憎しみを込めながらも、なぜだか微笑んでしまった。
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a - https://uranai.nosv.org/u.php/novel/cow0415cow7/ (2020年12月26日 19時) (
レス) id: fe7afc1fef (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - 読むの本当楽しいです！！ニヤニヤが止まらないのでリビングで家族が居る中読むのには向いてないですね笑笑 (2020年12月25日 16時) (レス) id: 14de8ea307 (このIDを非表示/違反報告)
西川あや(プロフ) - 終始きゅんとニヤニヤが止まりません！2人が付き合うの楽しみにしてます！ (2020年12月24日 17時) (レス) id: be0c2f3b60 (このIDを非表示/違反報告)
ki39_nipi(プロフ) - すきっす！！(( (2020年12月20日 6時) (レス) id: d17731a628 (このIDを非表示/違反報告)
ペネロペ - ヤバい…ずっとニヤニヤしてました…影山かわいすぎません？更新頑張ってください！ (2020年12月7日 23時) (レス) id: 41f8f60883 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みずかわ | 作成日時：2020年12月1日 13時
