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亜梨紗：うち・・・
いままでほとんどしゃべらなかった、一番年下と思われる少女
細く、しっかりとした腕を挙げていた
亜梨紗：杏花音・・・さんの意見に賛成
加藤：え？
亜梨紗：確かに手越さんも、優ちゃんのことで一生懸命頑張ってるのもわかる
だけどその進む方向性が間違ってるんじゃないかなぁ…
増田：・・・どういうこと？
亜梨紗：手越さんみたいに、ずっと心の中で優ちゃんを生かし続けていく事も、すっぱり忘れちゃって仕事に専念するのもアリだと思う
手越：そんなことするわけっ・・・
亜梨紗：・・・優ちゃんの本当の気持ちはわからないけど、うちだったら…そのまましがみつかれてるのはイヤ
仕事に専念するなり、新しい彼女をつくるなり、違う道を進んでほしい
手越：そんなことしたらっ・・・優がいなくなっちまう・・・
夢霧：私も、同感…
そしてもう一人、一番目立つ金髪のツインテール、ロリータ姿の少女もおずおずと声を出した
増田：夢霧・・・
夢霧：男の気持ちはわかんないけど・・・女の子はもしも自分が死んだら、好きな人には自分のことを引きずってほしくない・・・大好きな人の未来の幅を狭めたくない、と、思う
新しい彼女っていうのはちょっと嫌だけど・・・両者納得のうえ別れる、みたいな、そんな二人でいたい
隣にいた、青年をちらりと見ながら言った
手越：オレの・・・未来を狭める・・・
金髪の青年はぼそりとつぶやいた後、首を傾け、小さな墓石をみた
手越：やっぱり・・・オレって吹っ切れてなかったのかな
小山：でも…オレ手越の気持ちもわかる
忘れようとして、必死になってるの・・・
杏花音：・・・
小山：だけど杏花音ちゃんたちの気持ちもわかるよ
オレだって大好きな人の未来を幅を狭めたくないもん
でもそれよりも、男は好きな人をあきらめるのは辛いことだってこともわかってあげて
杏花音：うん・・・
手越：・・・
長身の、優しそうな青年の言葉で、7人の騒ぎは静まった
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◆◆◆ - はじめまして！貴方物語という小説書いてます♪アンケート、よろしければご協力お願いします♪ (2015年3月8日 9時) (
レス) id: a31266744e (このIDを非表示/違反報告)
祐羽 - ありがとうございます！がんばりますっ (2015年1月31日 21時) (レス) id: e991223342 (このIDを非表示/違反報告)
咲希(プロフ) - 続き楽しみです♪ (2015年1月31日 12時) (レス) id: 4325e0a32f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祐羽 | 作成日時：2015年1月29日 23時
