全部教えて2【西山宏太朗】

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お風呂から上がると西山さんがドライヤーをしてくれた









西山「はいOK〜サラサラ〜」

貴方「ありがとうございます！」

西山「女性用のシャンプーって本当にいい香りだよね」

貴方「男性用はほぼ無臭ですもんね〜」









後ろから包み込むように抱きしめられて頭をクンクンと嗅がれた
お風呂上がりだからいいけどちょっと恥ずかしいな笑









西山「で、何人の男に言い寄られたんですか〜？」

貴方「さあ〜？覚えてないです」

西山「ふーん、告白は？」

貴方「告白は1回だけです！」

西山「されたのね笑」

貴方「んー、なんか結婚を前提にって笑」

西山「へ〜笑」









結婚を前提に付き合って欲しいなんて言われたの初めてだよ笑
それに初対面で！









貴方「そういう西山さんはどうなんですか！」

西山「ん〜、1人だけ連絡先欲しいって子はいたけど」

貴方「えーーーーーーーーーー！！！！！」

西山「ちゃんと断ったよ笑」

貴方「良かった〜」








良かった〜！西山さんなら断ってくれると信じてたけど！
ていうかやっぱりいたんだ西山さんを狙ってた人
もう〜！私の西山さんなんだから！









西山「Aちゃんは相変わらずモテるね〜」

貴方「んー、まあ西山さんにしか興味ないですけどね！」

西山「本当？」

貴方「本当です！西山さんだけを好きですから！」

西山「どれくらい好き？」

貴方「これくらい好きです！」









顔だけ後ろに向けて両手を大きく広げると今までにないくらい強く抱きしめられた









西山「もう〜、可愛いなあ〜」

貴方「んふふっ 西山さんは？私の事どれくらい好きですか？」

西山「んー、こんくらい？」









手で小さい輪っかを作る西山さんにムッとして体を向けた









貴方「もっと！」

西山「じゃあこれくらい？笑」

貴方「まだまだ！」

西山「これくらい！」

貴方「もう一押し！」

西山「こーんくらい！」

貴方「ん〜！！好き〜！！」









両手を大きく上に広げる西山さんに嬉しくなって抱きつくと楽しそうに笑いながら抱き締め返してくれた

背中に手を回して噛み締めるようにぎゅ〜っと抱きしめると西山さんが耳元に近づいた









西山「世界で1番好きだよ」

貴方「！」








驚いて顔を上げると少しだけ照れくさそうに笑っていた
そんな西山さんに言葉にならないくらいの嬉しさが込み上げて胸に顔を埋めるように抱きついた

私も世界で1番好きです。



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