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モゾモゾとした振動で目を覚ますとベッドから降りようとしている西山さんを見つけて手を握った
西山「ごめん、起こした？」
貴方「ううん、元々起きようとしてましたから」
西山「まだ5:30だよ？」
貴方「一緒に起きたいんです」
だって西山さん今日行っちゃうんだもん…
眠い目をなんとか覚まそうと擦っていると西山さんに唇を重ねらた
突然の事にビックリしていると私に笑顔を向けて呟いた
西山「おはよう」
貴方「…おはようございます！」
2人で軽く朝食を取り西山さんが家を出る時間になって玄関まで見送った
西山「じゃあ行ってくるね」
貴方「…」
西山「あっち着いたら連絡するから」
貴方「…」
西山「…行ってきます」
私の頭をぽんっと1回撫でると振り返って家を出ようとする西山さんの手をギュッと握った
西山「…Aちゃん、大人しく待ってる約束でしょ？」
貴方「わ、わかってます！あとちょっとだけ…」
はあ…本当に行っちゃうんだ
しょうがないよ、仕事だもん
わかってる。わかってるけどやっぱり寂しい
俯いていると私にある鍵を差し出した
なんだろ…
西山「俺がいない間ずっといていいから」
貴方「…！い、いいんですか？」
西山「うん、あるもの好きに使っていいから。そしたら少しは寂しくないでしょ？」
貴方「…はいっ」
嬉しい…！
西山さんから鍵を受け取ると我慢出来なくて西山さんの腰に抱きつくと西山さんも何も言わずに抱きしめ返してくれた
貴方「…あっち行ってる間私の事忘れちゃダメですよ」
西山「ずっと考えてるよ」
貴方「綺麗な舞妓さんがいても着いていっちゃダメですよ！」
西山「行かないよ」
貴方「毎日連絡して下さいよ！」
西山「もちろん」
貴方「…行ってらっしゃい」
これ以上引き止める訳にもいかないのでグッと堪えて伝えると優しく触れるようなキスをして安心するような笑顔を向けてくれた
西山「行ってきます！」
迎えに来てくれたマネージャーさんの車に乗り見えなくなるまで見届けた後部屋に戻りベッドにダイブした
貴方「西山さんの香り…」
ダメだ…もう会いたい
私3日間大人しく待ってられるかな
…いや、待たないと。約束したんだから
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はっとり(プロフ) - 名無し325号さん» 名無し325号様、コメントありがとうございます！嬉しいです！シリーズ3もよろしくお願い致します！ (2021年4月2日 4時) (
レス) id: 9acfa2932f (このIDを非表示/違反報告)
はっとり(プロフ) - ぽてと。さん» ぽてと。様、コメントありがとうございます！お気遣い感謝致します(^ ^)シリーズ3もよろしくお願い致します！ (2021年4月2日 4時) (レス) id: 9acfa2932f (このIDを非表示/違反報告)
名無し325号(プロフ) - シリーズ2お疲れ様です！とても良かったです。シリーズ3も頑張ってください！ (2021年4月2日 2時) (レス) id: a084250862 (このIDを非表示/違反報告)
ぽてと。 - はっとりさん、シリーズ2お疲れ様です！今後どのようにお話が展開していくのかとても楽しみです！体調に気をつけながらゆっくりでいいので引き続きシリーズ3の方の更新も頑張って下さい！ (2021年4月1日 23時) (レス) id: 7fe597de93 (このIDを非表示/違反報告)
はっとり(プロフ) - サチさん» サチ様、コメントありがとうございます！シリーズ3頑張ります！ (2021年4月1日 22時) (レス) id: 9acfa2932f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はっとり
| 作成日時：2021年1月29日 15時
