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臣side

Aの転院は1週間後になった。




…はぁ。





帰り道、ため息をついた。




さっきの2人の雰囲気が頭に残ってる…。




HIROさんは黙ってる。





俺が先に口を開いた。





「HIROさんが言ってた覚悟ってこういうことだったんですね…。」





苦笑いの表情のHIROさん。




HIRO「憎しみあって別れを決めたわけじゃないからね。お互いのことを尊重しようとすればするほど、話は進まないと思う。過ごした時間も長い分、簡単にはいかないだろう。」






なんて言ったらいいのか分からず黙って聞く。








HIRO「でも、確かなのは、そんな居場所を投げてでもお前を選んだってことだ。だから、お前が揺れるな。」







「…はい。」

そうだ。
俺が揺れてる時じゃない。

18→←○まる○



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作者名:まる | 作成日時:2017年12月22日 15時

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