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臣side
Aの転院は1週間後になった。
…はぁ。
帰り道、ため息をついた。
さっきの2人の雰囲気が頭に残ってる…。
HIROさんは黙ってる。
俺が先に口を開いた。
「HIROさんが言ってた覚悟ってこういうことだったんですね…。」
苦笑いの表情のHIROさん。
HIRO「憎しみあって別れを決めたわけじゃないからね。お互いのことを尊重しようとすればするほど、話は進まないと思う。過ごした時間も長い分、簡単にはいかないだろう。」
なんて言ったらいいのか分からず黙って聞く。
HIRO「でも、確かなのは、そんな居場所を投げてでもお前を選んだってことだ。だから、お前が揺れるな。」
「…はい。」
そうだ。
俺が揺れてる時じゃない。
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作者名:まる | 作成日時:2017年12月22日 15時