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……あれ？
何してたんだっけ？
そうた「ママー！帰ってから一個だけお菓子食べていい？」
あ、そうだ。瑠花とそうたと買い物帰りだ。
今日から仕事を休むことになって…恥ずかしいからって嫌がる瑠花も付き合わせて買い物に行ったんだった。
近所だったから3人で歩いてる。
そうた「ねぇ、いいでしょ？？」
瑠花「ダメに決まってんでしょ！あんたご飯食べれなくなるじゃん！」
そうた「えー、ママいいでしょ？」
あの角を曲がれば家に着く。
角を曲がった瞬間…
目に入ったダークグレーのワークキャップを被った男。
……あぁ、ついにこの日が来たんだ。
こちらを見ている男と立ち止まる私を瑠花が心配そうに見た。
瑠「ママ？誰？あの人？」
「お仕事の人なの。そうた、お菓子食べてていいから先に家に入ってて。瑠花も。いい？ママが良いって言うまで、鍵をかけて家の中にいて。出て来ちゃだめよ。」
そ「やったー！」
嬉しそうに家の中に入っていく。
瑠花の顔は不安で一杯になる。
「大丈夫だから。」
心配させないように笑顔をむける。
瑠「わかった」
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作者名：まる
| 作成日時：2017年12月17日 11時
