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光芒 ページ17
side 黒須
最近、旭灯の様子がどうもおかしい。
楽屋でも、他のメンバー達の全く会話に加わらずにジーッと天井を見つめていたと思えば、猛然とノートに何かを書き込んで
何かに取り憑かれた様に、ペンを握りしめて紙に向かっている。
切羽詰まった様な、今にも爆発してしまいそうな危うさを孕んでいて
もうそこに居る事が当たり前になりつつある、眉間のシワ
もがいてもがいて、必死にナニカを生み出そうとしている横顔に、明らかに危険な色が浮かんで居る。
ワイワイといつも通り盛り上がっている“風”を装っているコイツらも、チラリチラリと旭灯の様子を伺っている。
黒須「ー……翔、説明」
このままでは、遠くない未来に旭灯が壊れる
旭灯をここまで追い込んでいるモノは、一体なんだ。
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作者名：SEN | 作成日時：2018年1月3日 10時
