プロローグ ページ1
遠い遠い銀河の果て。
星それぞれの技術がある。
それは誰もが思ってることで、未知のもの。
遠い昔のこの星に、ひとつの一族がいた。
このときは争いごとが多く、平和なんて、きっと、ない。
この一族は、リボーン族。
リボーンは戦力、支配、全て手に入れ、最強の地となっていた。
貧富の差はもちろん、戦で敗れた族の者は、飢え、傷つけられていた。
そんな時代から数百年たった現在に、オレンジのハリネズミがいた。
オレンジの体、大きなゴーグル、胸の変わった白い跡。
その隣には、元気満々で青いスカーフを首に巻いた猿と、大きなキャスケット帽を被ったウサギ。
彼らは、これから青い風とその仲間たちと出会う。
・
・
・
場所を変えて、とある草木が生い茂った古い遺跡で。
「あ!ここだね!」
子供っぽい声が響く。周りには、ちょっと不気味な人形が無数。
「一人目はここか。ずいぶん寂しげなところに閉じ込められたものだね」
ねえ?リュー。
声の主は、自然とは対照に、人口的なカプセルの中に入ってる女の子に話しかける。
小さく、《リュー・ザ・リボーン》と、刻まれている。
「んじゃ、出してあげて」
人形たちは、声の主に従い、女の子を引きずり出した。眠っている女の子はピクリとも動かない。
「おーい、お・き・て♪約束のときがきたんだよー」
それでも、動かない。声の主は、女の子の長い髪についているエメラルドに手を伸ばす。
そのとき、
「−−−−!」
空間が、歪んだ!
女の子は、いない。
「・・・何逃げてんのさ。約束、忘れるわけないよなあ!!!!!」
声は、雄たけびを上げる。怒りと狂気を交えて。
・
・
・
「・・・・」
女の子は、綺麗な花園にいた。そよ風が、タンポポの種を運んでいる。
「ここが、地球?」
種を見つめながらつぶやく。
「・・・この
・・・と。
・・・、ドコにいるの?
ヒトリボッチダヨ・・・
時刻はまもなく、夕暮れ。
さあ、戦いの始まりまで、もうすぐだ!
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フルハウス - ☆HappyBirthDay SONIC!!☆ (2014年6月23日 23時) (レス) id: 6e31110cc9 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - こんにちは!面白いですね^^続き楽しみに待ってます! (2014年6月8日 8時) (レス) id: c499b65657 (このIDを非表示/違反報告)
フルハウス - 更新停止ですみませんでした。コメントも時間がなく返せませんでした;これからのコメント返信は質問などの内容に返信させてもらいます。どうかご理解よろしくお願いします。 (2014年5月20日 21時) (レス) id: 23637d11a4 (このIDを非表示/違反報告)
青黒銀針 - 元気ー? (2013年9月27日 21時) (レス) id: 77b079cbd1 (このIDを非表示/違反報告)
青黒銀針 - お久ー(^o^)/ (2013年9月7日 20時) (レス) id: b66db6bc67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:降る家 | 作成日時:2013年5月18日 17時