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サスケ「Aはお前に渡すつもりはない。」
オビト「お前には聞いていない。それに…またAを傷つけ、使えなくなれば捨てるんだろ？」
Aは一人俯いた。一人を嫌い、サスケが全てだったAをサスケは捨てた。
それは全て事実であり変えようにもなく、サスケは何も言えないだろう。
だが、サスケは違った。
サスケ「あぁ。その可能性は捨てきれない。」
貴『っ…』
それはわかっている事なのにもか変わらず、一瞬体が揺れてしまった自分に叱責した。
それでもサスケはそんなAに構いもせず続けた。
それは驚くべきものだった。
サスケ「だが、俺はもう一生Aを捨てる気も、離す気もない。」
貴『！』
オビト「フッ…口先ではなんとでも言える。」
サスケ「そうだな。なら勝手にそう思っていろ。………復讐で頭が埋まっていた俺は、Aを傷つけた。それは変わらない。
たとえ今、俺が悪いと思っていてもAの傷は癒えない。それでも、俺はAがいいと言うなら側にいよう。駄目ならば俺は諦める。」
貴『！』
流石にここまで鈍いわけではないAはサスケの言っている事が信じられないというように目を大きく見開いた。
本人の目の前で告白紛いの事をしているのに平然と立っていられるサスケは逆に尊敬できるほどに無表情だ。
オビト「……お前に渡すつもりはない…と言っていたが、それはどっちの意味だ。」
サスケ「無論。両方だ。」
続く口論に周りは完全に沈黙していた。ほぼ全員が驚きのせいだろう。
ミナト「(…修羅場だな。)」
ヒルゼン「(Aも大変だの…)」
ナルト「(どっちの意味ってなんだ？)」
皆が様々なことを考える間。Aは顔を上げ今度こそ口を開いた。
自分が言わなければ意味がないと思ったのだ。
貴『マダラさん……いや、オビトさん。貴方は、私がみんなの為に一人で溜め込む必要はないと言いましたよね。
…私は、幼い頃からみんなの為に動くことを苦痛に思ったことはありません。
でもそこに辿り着くまで迷う事はあります。その時に道を示してくれるみんながいるからこそ私は今まで生きていくことが出来ています。
�犧�の世界�瓩鮴犬�ている私にとって、この生き方に迷いはありません。
みんなの為に動き、生きることが、私にとっての忍道ですから。』
オビト「…そうか。」
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ひぃ(プロフ) - 面白くて一気に読んじゃいました笑今更ですが、完結おめでとうございます！お疲れ様でした！ (2021年6月8日 18時) (
レス) id: 21a845e247 (このIDを非表示/違反報告)
彗流(プロフ) - えんぴつさん» コメントありがとうございます！感動シーンなので出来るだけ一気に終わらせたいなーって思ったので更新ペースあげました！これからもどうぞ見てやってください…！ (2020年1月13日 18時) (レス) id: 8e9e4a7270 (このIDを非表示/違反報告)
えんぴつ - 一気に更新しましたねw更新いつも楽しみにしています。頑張ってください。 (2020年1月13日 17時) (レス) id: 6077bffc9a (このIDを非表示/違反報告)
彗流(プロフ) - マリイさん» 申し訳ございません。ハヤテさんについてよく知らないので私にはきちんと書ける自信は無いのでお断りさせていただきます。気分を悪くさせて本当にすみません… (2019年12月25日 17時) (レス) id: 8e9e4a7270 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - ナルトの月光ハヤテの小説も書いて欲しいです月光ハヤテが夢主の弟でハヤテはシスコン設定見たいです(ハヤテは23歳だから夢主は26歳の設定でお願いします) (2019年12月24日 21時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むぃろ | 作成日時：2019年12月16日 0時
