三十九話 ページ40
「負けたぁぁぁぁあ!!」
「勝ったぁぁぁぁあ!!」
なんて恒例の叫び声をみんな(一部)の人達があげる中、Aは口に口枷が付いていなければ思わず空いてしまうだろうと言うように固まって座っていた。
中々終わりを見せなかった雪合戦だったずなのだが……こうもあっさり終わってしまうとは思わなかったのだ。
少しの間そうしていると、いきなり目の前の景色が下へと下がっていく。
宇随「いつまで座ってんだよ。」
貴「……ふ…」
さすが忍者。
無音で歩いてきてAを子供のように抱っこした宇随を、Aはなんとも言えない表情で見つめた。
そんなAに宇随は、「んな顔すんなよ」と言ってクシャクシャとAの頭を乱暴に撫でる。
宇随「それに、せっかく時透に勝てたんだからもっと派手に喜べ!」
貴「?」
時透?彼は宇随にやられたはず…そんなことを考えながら首をかしげるAに宇随は笑いながら答えた。
宇随「俺が煉獄に向かって投げた球がたまたま時透に当たっただけだ。
それに…時透が雪玉に当たるほどの隙を作ったのはお前だろ?
地味に負けた事に悔しがってんじゃなく、もっと派手に喜んでもいいんだぜ。」
貴「!」
彼なりに慰めてくれたのだろうか。
宇随はそう言いながらAをおろして、みんなの騒いでいる方へと歩いて行ってしまった。
あの宇随さんがこんな優しいことを…!なんてことを考えていると、突然ぐいっと腕を引っ張られる。
慌てて顔を上げれば、綺麗な桜色の髪の毛が目に映った。
蜜璃だ。
蜜璃「さっ!行くわよAちゃん!!」
行き先の言われなかったその言葉に引きずられるように歩きながら首をかしげると、蜜璃は一瞬どうしたのかとAと同じように首を傾げてからハッとして慌てたように口を開いた。
蜜璃「ごめんなさいっ!私ったら行き先を言ってなかったわ!!
これから行くのはね……冨岡さんのお家よっ!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
最近投稿頻度が悪くなってきてしまい、申し訳ございません。
失踪はしませんので暖かく見守っていただければと思います。
そして落ちアンケートについでですが、結果はこちらになりました。
1.時透 無一郎 4票
2.我妻 善逸 2票
3.冨岡 義勇 1票
沢山の投票本当にありがとうございました。
時透くんの性格上、あまり甘くさせることは出来ませんがもっと夢主ちゃんとの接触を増やしていきます。
お楽しみに。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
魔除けの面
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
169人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
むぃろ(プロフ) - 麗さん» コメントありがとうございます!修正しました! (2020年10月6日 12時) (レス) id: 8e9e4a7270 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 十話の所ですが、はが一つ多い所があります。 (2020年10月5日 22時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
むぃろ(プロフ) - さくらさん» わかります!甘いもの好きなのに外行かなくて運動不足になりますし、カラオケに行く予定だったのにコロナのせいで行けなくなりました…早く夏になって死滅してくれれば嬉しいんですけどね(´;ω;`) (2020年3月3日 18時) (レス) id: 8e9e4a7270 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 食べれましたね!私は外出できないので太りそうです( ;∀;)極度の甘党なので (2020年3月3日 16時) (レス) id: f69b55532e (このIDを非表示/違反報告)
むぃろ(プロフ) - さくらさん» うわ…それは大変ですね!ワーク終わらせたんですか!?完全に存在を忘れていました…(−_−;)明日から投稿ペース下がったらすみませんww (2020年2月29日 23時) (レス) id: 8e9e4a7270 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:むぃろ | 作成日時:2020年2月1日 18時