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十二話 ページ12
霧の中から突然と現れた船
視界は悪いが、こんな近距離になるまで気付かなかった
はっきり言って怪しさ全開だ
「承太郎…何を案じておる？」
承太郎「いや…タラップがおりているのに、なぜ誰も顔をのぞかせないのかと考えていたのさ」
言われてみればそうだ
空条さんの言う通り、誰も顔をのぞかせない
いや、そもそも人の気配が…
「ここまで救助に来てくれたんだ！誰も乗ってねえわけねえだろーが！
例え全員がスタンド使いとしても、俺はこの船に乗るぜ！」
え、こんな怪しさ全開の船に乗るのか？
銀髪の電柱頭は、一人でさっさと登ってしまった
正直、私は別に乗らなくても…
承太郎「おい、手を貸すぜ」
『え』
少女はいつの間にか先に行っていて
ボートに乗っているのは私だけになっていた
空条さんが私に手を差し伸べる
なんか断りづらい…
『……』
気遣いを無下にも出来ず、黙って手を取った
割と紳士なんだな…
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莉奈 - 更新頑張ってください。楽しみに待ってます。応援してます。面白いです。 (2018年10月30日 1時) (
レス) id: 59f256afe6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここあん | 作成日時：2018年4月23日 17時
