一話 ページ1
『…っ…？…』
いつもとは違う感覚を感じて目が覚めた
太陽の眩しさに少しばかり目が眩む
ここまで考えてやっと気が付いた
何故私はこんな道端に寝っ転がってる？
私は確かに部屋に居たはずだ
ここ、どこだよ！？
Z市じゃない…いや、そもそも日本か？
ああもう、分からない
私はどこに迷い込んでしまったんだ？
…とりあえず、ここがどこか聞ける人を探さないと
でも、周り人居ないしな
…？あれは
『船？』
丁度いい、あそこにいる人に聞いて…
って、出航する！？
あの船はやめておくか？いやでも、帰りが遅くなるのは…
…さっと聞いてすぐ戻ればいいよな、よし
チェンジ【風】
ふわりと浮く
寝起きはコントロールが慣れないな…
でも、あの距離なら…
スタッ
到着
さて、誰かに…
「離せ！離しやがれ！」
『？』
何してんだ？あれ…
「おいどうした！ワシらの他に乗客は乗せない約束だぞ！」
え、そうなの
じゃあ私ここにいちゃダメなんじゃ…
あ、背後に気配が
「おい、女！」ガシッ
『うわっ』
腕を掴まれる
お陰で視線が私にも向けられる
初っ端からやらかしたか？
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莉奈 - 更新頑張ってください。楽しみに待ってます。応援してます。面白いです。 (2018年10月30日 1時) (
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作者名：ここあん | 作成日時：2018年4月23日 17時
