七十五話 ページ28
ガンッ ゴンッ
ドゴォオオオッ！
サイ「お、出れた」
タツ「ちょっと
なんでB級のあんたが宇宙船から出てくるのよ」
ジェ「先生ー！」
『！サイタマさん！』
サイタマさんに駆け寄る私たち
ジェ「ご無事でしたか」
サイ「おおジェノス
それにAも
終わったから帰ろうぜ」
『敵のボスは片付けたのか？』
サイ「ああ、結構強かったよマジで
過去一番かもな」
『サイタマさんがそこまで言う程の相手とは…』
ジェ「なるほど
では先生がいなかったら、予言通りに世界が滅亡していた可能性が…」
サイ「いや、予言なんてものは最初から宛てにならねぇみたいだ」
タツ「ちょおおっと待ちなさああああい！！」
「「『？』」」
タツ「どーやったか知らないけど単独で乗り込んでいたの！？B級の分際ででしゃばるんじゃないわよ！あんたがいなくたって私一人で十分だったんだから！ハゲ！ハゲタコゆで卵！」
何が癪に障ったのかは知らないが
彼女の口から止まらない罵詈雑言の嵐
サイ「…ジェノス、A
なんか言ってやれ」
ジェ「…Aさん、どうしますか」
そんな彼らの顔はどう反応すればいいのか分からない、と言ったような顔だ
かく言う私も、どう反応すればいいのか分からない
『…大事なサイタマさんを貶されていることは確かだが
言ってることが幼稚すぎて怒る気にもなりゃしない
ま、ここは私が言うか』
まだ暴言を吐き続けているタツマキさんに向かって
すっと息を吸い込んだ
『おい！！』
タツ「！
何よ！」
『そんなに暴言を吐かないでくれ
綺麗な顔が台無しじゃないか』
タツ「…………
……ぐはぁっ」
『！？タツマキさん！？』
何故吐血した！？
ジェ「…先生、Aさんはタラシなのですか？」
サイ「多分無自覚タラシってやつだな
あんな恥ずかしいセリフを真顔で言ったぞ」
ジェ「まぁ、Aさんは綺麗な顔立ちをしていますからね」
サイ「あの顔であのセリフを言われるとな…」(俺も吐血するだろうな)
ジェ(…一体なんだ…？
この、胸が締め付けられるような感覚は…)
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九鬼(プロフ) - 話は面白いけど表現が乏しいのが惜しい。走る音とか擬音語の表現の成長を期待する (2019年4月16日 14時) (
レス) id: 52266ea2b0 (このIDを非表示/違反報告)
水の町 - 面白れー。あ、これ神だ(確信)アニメ第二期が始まったら続き書きますか？書きますよね？書いてくださいお願いします(切実) (2019年2月17日 21時) (レス) id: d63218b4c0 (このIDを非表示/違反報告)
ここあん(プロフ) - 黒猫歳花さん» 返信遅れて本当に申し訳御座いません！そう言っていただけると嬉しいです！亀更新ですけど頑張ります！黒猫歳花さんも頑張って下さい！ (2018年1月2日 1時) (レス) id: 015ee02585 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫歳花(プロフ) - 初めまして、黒猫です！最近皆より遅くワンパンマンにハマってこの小説に出会いました。話のストーリーが興味深くて素晴らしいです。私も小説を書いているのですが、ここあんさんのような作品が書けるように頑張りますので頑張ってください！ (2017年11月26日 18時) (レス) id: ae43b29bb1 (このIDを非表示/違反報告)
ここあん(プロフ) - ドナ○ドさん» ぐぉはっ！！…かふっ(吐血)……チーン(昇天)… (2017年9月9日 7時) (レス) id: 21ee50cf9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここあん | 作成日時：2017年3月24日 23時
