少年少女７つめの話 ページ9
リヴァイさんが、私のポケットナイフを持って、
リヴァイ「・・・軽いな」
と、つぶやいた。
その言葉を拾って、答えを返す。
A「あつかいやすいように軽いのを買ったのです。」
リヴァイ「・・ぁあ。そうか。・・さっさと部屋にもどるぞ」
何か気にした素振りを見せたが、一瞬にして話題を変えた。
A「・・はい」
食堂を出て、来た道をもどった。
窓の外は、さっきより少し薄暗い。
まぁ、食事をとって、少し立ち話をしただけだから、そんなたってないんだろうけど。
せいぜい３０分くらい。
リヴァイさんは、振り向かずに前に進んでいってる。
小走りで後を追う。
自分でも、来た道なのか、否か。分からない。
やはりここは広いな・・と改めて思う。
少し歩いて、自分がいた部屋のドアの前までもどってきた。
なんとなく、もどってきたという感覚がある。
ダメだ。自分の部屋のまわりの地理くらい覚えておかないと。
リヴァイ「また明日の朝迎えに来る。部屋からは出るな」
A「・・はい。ありがとうございました」
リヴァイ「ぁあ。また明日」
リヴァイさんは、そう言うと、来た道のほうへ向けて歩き出した。
とっさに、リヴァイさんの服をつかんだ。
リヴァイ「・・・どうした」
リヴァイさんはふりむいた。
自分から服をつかんだのに振り向かれたら、なぜか少し口ごもった。
A「あの、この上着は・・？」
私は自分の着ていた緑の上着を見せる。
リヴァイ「あ、あぁ・・。返してもらう」
リヴァイさんは、私のきていた緑の上着をとると、手に握った。
A「・・リヴァイさん。また今度ゆっくり話ができるときに、
ポケットナイフを返していただけますか？」
リヴァイ「リヴァイさん・・じゃなくて、リヴァイ・・だろう」
そういえば・・と言う風に思い出した。
「さん付けはするな」といわれていたのを。
リヴァイ「ついでにいうと、敬語もはずせ。いいな？」
A「・・うん。では、また明日。引き止めてごめんなさい。
おやすみ。リヴァイ」
表情には、断固としてださなかったが、こうやって敬語をはずしたり、
他人を呼び捨てで呼ぶのは、なぜか恥ずかしかった。
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さな♪(プロフ) - 桜吹雪さん» 書き出したときはまだ発表されてなくて（汗）悔いなき選択ちょっとチラ見しましたが、今更設定変えなれないのでオリジナルで貫きます（笑）すいません；； (2015年10月4日 18時) (
レス) id: 765be69998 (このIDを非表示/違反報告)
桜吹雪 - リヴァイのゴロツキだった頃の性格やどうやって調査兵団になったのかは「悔い無き選択」を見たほうが良いですよ♪ (2015年10月3日 23時) (レス) id: c4c1fa452d (このIDを非表示/違反報告)
さな♪(プロフ) - りんりんさん» ありがとうございます！（；ω；）この先パート６まで見ていただけると嬉しいです！ (2015年8月14日 14時) (レス) id: 765be69998 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - 最高ですね。すばらしいですよ。 (2015年8月14日 13時) (レス) id: ad8b84d2f7 (このIDを非表示/違反報告)
さな♪(プロフ) - ありがとうございます！どうぞパート６まででてますので読んでいただければ嬉しいです！ (2015年7月27日 21時) (レス) id: 765be69998 (このIDを非表示/違反報告)
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