硝子とショッピング ページ21
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「硝子〜〜!」
私はハチ公前にいる女性に向かって手を振った
「ごめん。待った?」
「いや、私も今来たところ」
硝子が微笑む
うっ……イケメン……!
私と硝子は手を繋ぐ
「じゃ、まずは服を買いに行こうか」
「わかった!」
硝子の提案で、まずは服を買いに行くこととなった
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カランカラン
「いらっしゃいませー」
扉を開けると店員さんが出迎えた
店内はメンズからレディースまで様々な服があった
私は自分の服を選んだ時、家族に全力で止められた事があるから硝子に選んでもらおう
「硝子〜、服選んでくれない?私、服のセンス皆無だからさ」
「いいよ」
そこから硝子による私のファッションショーが始まった
「まずは普通にワンピース!」
最初に無地のワンピースを着た
「おおー可愛い……」
我ながらとても似合っていると感じる
「お次に短パン!」
次は黒のブラウスに黒の短パンの黒1色コーデだ
今まで挑戦してみなかったコーデだ……!
「そして、ロングスカート!」
次は白色のブラウスにクリーム色のロングスカートのコーデだ
明るい色で統一されている
「天花って、元が良いから割となんでも似合うんだよねー」
硝子がそう呟いた
硝子の手にはまだまだ沢山の服がある
ファッションショーの終わりはまだまだ長そうだ……
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カランコロン
「またのご来店をお待ちしておりますー」
店員さんにそう言われ、店を出た時には私はゲッソリとしていた
スイッチの入った硝子に何十枚かの服を着せられたのだ
最終的に私は気に入った何着かを選び、お店をあととした
ちなみに現在、その何着かのうちの3着ほどを着ている
白色のブラウスにクリーム色のロングスカート、水色と白のジップパーカーだ
「うん。似合ってる。可愛いよ、天花」
硝子はご満悦そうだ
「うん……ありがとう、硝子」
私も力無く返事をした
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この店は元呪術師がやっている店なので、天花が見えます
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リリス(プロフ) - マハマさん» そんなにお褒めいただきありがとうございます( *´꒳`* ) (4月14日 0時) (レス) id: 5acd75e888 (このIDを非表示/違反報告)
マハマ - この作品は神!!今までで1番続きが気になる作品でした!! (2月3日 22時) (レス) @page29 id: 9cd9fca0aa (このIDを非表示/違反報告)
リリス(プロフ) - 初心者です!さん» ありがとうございます。更新頑張ります! (12月29日 11時) (レス) id: 5acd75e888 (このIDを非表示/違反報告)
初心者です! - 更新頑張ってください!めっちゃ面白いです! (12月29日 10時) (レス) @page18 id: 4136f150ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リリス | 作成日時:2023年12月19日 6時