俺にちょーだい？【つかさ】

4． ページ5

・





『い、...やああああああああっ！！』

「わ〜、うるさ〜い」




男の子！？
私、男の子の目の前で制服脱いでたってこと！？

あまりの恥ずかしさに、怖さなんかそっちのけで顔に熱が集まる


とにかく肌を隠すように制服を被り、その場にしゃがみこんだ。




「隠さないで」




ふわっと後ろから優しく抱きしめられ、耳元で囁かれる。さらに顔は真っ赤になっていくのが自分でもわかった



怖さと恥ずかしさで私はぎゅっと目を瞑る




「死んじゃうんならさ、俺にちょーだい？このカラダ♡」




後ろから抱きしめられていた私の体はまるで雲のようにふわりと宙を浮き、いつの間にか押し倒されていた




『...な、んで』

「んー？なんでって言われてもなぁ」




ニッコリ笑顔は怪しい笑みに変わり、はだけた私のお腹を人差し指で楽しそうになぞって見せた。と同時に切り傷ができた時と同じ痛みがお腹にはしる

私を押し倒している少年から目を逸らし、自分のお腹に目を向けると血が少し出ていた

切れてる...。




「遊びがいがありそう、だからかな」




やっぱりこの子、怖い。

嫌だ、今すぐ離れたい。

力一杯体を捩ってうつ伏せになり、少年から逃げようとするが次は腰の上に座られて動けない

体を捩ったせいで制服ははだけ、背中は丸見え状態。




『いや...っ！嫌よ！』

「本当に？」




【本当に？】


この言葉が妙に引っ掛る

何故そんなことを聞くの？
何も知らない癖に




少年は私の背中に出来ている傷に優しく触れた






『触らないで』

「俺なら、君を救ってあげられるよ」







・

皆さんつかさくんはドエロいのがお好みですか？？
それともやっぱり無邪気な少年！？( ˘꒳˘)

5．→←3．

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す