234話 地下要塞�検）棆� ページ39
話を聞いてみぅは絶句した
「レクイエムプロジェクト」
それはまさに今調べている核
そして「ベイオガンテ」
人の想像力を元に「意思を持った物を具現化」する代物
創造主をも狂わせ忠実な兵器を造り出す未知の愚物
それがまさかあの機械だったなんて･･･
どおりで自分の能力を欲していたのか
そして他にも糸をひいてる人物がいる
両親の考えは的中していた
と、同時にあらゆる疑念が頭を駆け巡る
「ボア君、あなたは大丈夫なの？」
「え？」
彼は首をかしげる
「あなたも最強を目指しているんでしょう？」
「そうですね、誰にも負けたくはありません」
「ッ！」
「でも･･･俺はレッドアイとは違う！！
相手のベイを破壊してまで頂点に立ちたいとは思わない」
それを聞いてほっとした
と、同様にレッドアイの現状が伝わってくる
「･･････」
気が付けば涙が頬を伝っていた
「み、みぅさん！？」
慌てだすボア
「でもよかった･･･ボア君が無事でよかった」
「？」
「そうだよね、破壊と勝利は違うものね
ベイは･･･きっと楽しむものだよ
彼は間違っている
きっと私も･･････」
そう言ってうつむき肩を震わすみぅを
気が付けばボアは優しく抱きしめていた
「･･･はい、今なら解ります」
「うん、うん、よかった･･･」
その声に胸が温かくなる
「･･･もう泣かないでください」
その絹糸のような黒髪をそっと撫でる
不思議と愛おしさが込み上げてきた
「みぅ･･････さん」
「ボア君、話をしてくれてありがとう
･･･まだ、助けられるかな」
ポツリと本音が口を飛び出していた
「私･･･世界戦に出たい
彼の様な人を増やさないためにも」
「！！」
ボアは手当てされた右手に視線を送ると
ぎゅっと拳に力を入れる
「貴女を無事にお仲間の所へ連れて行きます
今度は怪我一つさせませんから」
もう傷つけたくない･･･そう思った
この人は優しく美しいままでいて欲しい･･･
彼女の背負っているものが伝わってきた
大切な人の為に
仲間達の為に
心を押し殺してきたことが･･･
ならば尚更ここを無事に脱出しなければ
「さぁ行きましょう」
そっと手を引いて立ちあがらせる
「でもどうやって？」
涙を拭いながらその凛々しい横顔を見つめる
「任せて下さい
ここはどことなくスネークピッドと造りが似ているんです
俺に付いて来てください」
(俺が貴女を護ります そしてその願いも･･･)
235話 逃亡×温もり→←233話 地下要塞�掘．戰ぅ�ガンテ
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スコ様好き - キタキタキタ〜！僕の最推しシスコ様！！カッコイイってかヤバイ！ヤバイ！ワキ坊との絡みも最高で至福の極み！！うわぁぁぁ〜最高すぎるぅぅ〜！！！最終章楽しみ過ぎ (2019年5月24日 20時) (
レス) id: 851d5640ed (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 名無しになりたいフリー好きさん» 明けましておめでとうございます 年末年始に嬉しいコメントをありがとうございます!!!! 続きも読んで下さると嬉しいです^^ 今年もよろしくお願いいたしますm(__)m (2019年1月1日 20時) (レス) id: 9664f76be9 (このIDを非表示/違反報告)
名無しになりたいフリー好き - 明けましておめでとうございます！ 今年もよろしくお願い致します！ (2019年1月1日 0時) (レス) id: 58278cc77e (このIDを非表示/違反報告)
名無しになりたいフリー好き - いつも拝見させて頂いております！ この作品は I の時から見ており、とても楽しみに次作を待たせてもらっています！更新頑張ってください！ (2018年12月31日 5時) (レス) id: 58278cc77e (このIDを非表示/違反報告)
少年あした - 美桜さん» はい！わかりました！更新頑張ってください！ (2018年12月23日 22時) (レス) id: 38b557149e (このIDを非表示/違反報告)
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